超特急、アルバム『Dance Dance Dance』で世界中のダンスミュージックを取り入れた理由 10周年ライブへの意気込みも

超特急、世界のダンスミュージックに挑戦

日本だけでなく世界がひとつになるべき

ーーではちょっと話を戻しますが、ロシア以外に行ったことがある国は?

タクヤ:僕は以前、撮影でアメリカに行きました。

ーー全編英語詞の「Dance Dance Dancing!」は、韓国経由の全米ポップスみたいなムードを感じました。

タクヤ:わかりやすく言うと、BTSとか。

カイ:One Directionとかもそうだけど、こういうポップスはずっと人気じゃない? あと、イギリスは全員で行ったね。僕は中国も。

ーー中国の「荣光」はエネルギッシュな楽曲ですね。

タカシ:グロリアス、栄光を掴むためにっていう歌詞なんですが、これはなんとも言えず難しい曲でした。でも今回は、どの曲もすごくポジティブなメッセージを伝えてる気がする。

ーーアルバムのラストに収録されている「Te quiero mucho」なんかも、世界に向けて愛を伝えているポジティブな曲ですよね。

タカシ:そうそう。スカでホーンセクションも入ってて、もしこの先バンドと一緒にやれるようなことがあったら、めちゃくちゃ映えそうな曲でもありますよね。

ーースイスをモチーフにした「Yodelic Fire」は、ヨーデルとスカパンクっていうミックス感が斬新でした。

リョウガ:この曲は人気。

タクヤ:さすがロマンス倶楽部。

ーーロマンス倶楽部は「Fantasista」や「超ネバギバDANCE」などを手掛けられた作家さんですね。今回は「같이 가자」(カチ カジャ)の歌詞も手掛けていらっしゃいます。

カイ:超特急チームなんですよ。

リョウガ:実は何者なのか、俺たちも知らないんです。(タカシに向かって)会ったことある?

タカシ:ロマンス倶楽部さんです、とは紹介されてないんだけど、それらしき人は見たかもしれない(笑)。

リョウガ:アベンジャーズみたい(笑)。

ーー作家さんでいうと、「Holtasoley」のヒゲドライバーさんも驚きました。アニソンやゲーム系の音楽というイメージが強いですよね。実際に歌ってみてどうでした?

タカシ:普通はAメロを何回か歌って、次にBメロを何回か歌って……って順番にやっていくんですね。でもこういうバラードのレコーディングの時って、一貫する雰囲気を大事にするんです。この曲は、数回全通しで歌いました。作り込みすぎず、ライブ感も大事にしながら一本軸を作る感じというか。気持ち重視で歌いましたね。

タクヤ:この曲、言葉数が少ないよね。「超えてアバンチュール」なんてこの3倍くらいあるよ(笑)。

タカシ:あれは歌ってて体感12分くらいある(笑)。「Sonrisa」のスペインとか、「Magnifique」のニューカレドニアとか、行ったことはないけど素敵な国なんだろうなって思いながら歌いました。そうそう、アイルランドの「Cead Mile Failte」の曲を手掛けてくださったPowerlessさんは、BABYMETALの楽曲もやっていらっしゃる方で。この曲って、壮大感がありながら力強さもあって。何かが始まるなって感じがする。歌詞はアイルランドのパブの話なんですけど、超特急ってこれまでお酒をモチーフにした歌ってあまりなかったと思うんですよ。だから今回、意外と攻めてます。

ユーキ:「Добрый день」では〈ウォッカで乾杯〉って言ってるしね。

ーーではパフォーマンスの面もお聞きしたいのですが、まずは「같이 가자(カチ カジャ)」から。

ユーキ:この曲は、韓国で活躍されている日本人ダンサーのYUMEKIさんに振り付けをやっていただいたんです。もともとカイから教えてもらって、ダンスを見た時に「おぉ!!」ってなって。韓国で一番有名な1 MILLIONというダンススタジオで振付師をやっていて、これは難しいかなと思いつつダメもとで言ってみたら承諾してくださいました。

ーーその振り付けを、高校生の皆さんも踊るんですよね。

ユーキ:この曲は「超特急主催の高校生ダンスプロジェクト」の課題曲になっているんですが、最初に振付の映像を見た時、ものすごいエナジーを感じたんですよ。“やってやろう感”もそうだし、久々に鳥肌が立つ感じだったというか。踊ってくださった方々の個性もあったんですが、伝わってくるものがすごくあったんです。思うように踊れない状況にいる高校生の子たちが、この曲を通して、一緒に楽しい気持ちとか、「よし、やってやるぞ」という意気込みを感じてくれたらすごく嬉しいなって思いましたね。

ーー他に、パフォーマンスの面で楽しみな曲というと?

タクヤ:個人的には「Chill out @JP」かな。カイとタカシが歌う、新しいデュエットソング。

リョウガ:これはもう2人のパフォーマンスだね。

タクヤ:そうそう。だから僕たちはいらないかもしれません(笑)。5人でやるとしてもカイは踊らないで歌うだけ、とかね。

リョウガ:アフリカがモチーフの「大大大地」は、僕もアフリカには行ったことないし、アフリカの音楽もちゃんと聴いたことがなかったけれど、なぜかアフリカっぽさは伝わりました。ダンスは僕らが普段踊っているものより、もっとパッションな感じかなって。アフリカの人たちのDNAに刻み込まれたものを、継承する感じのパフォーマンスになるのかなと思いますけど。

ーー世界に目を向けただけあって、いろんな角度から想像をかき立ててくれる曲が揃いました。11月、12月には東京・大阪で10周年のライブ(『BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live「DANCE DANCE DANCE」』)もありますね。

ユーキ:準備は着々と進んでいます。

カイ:絶対に言えることは……踊ります。

タカシ:そして歌います。

タクヤ:確実に言える(笑)。

ユーキ:あとはタクヤが考えてくれたライブのロゴが後々、意外と生きてきますよ。

ーーなるほど! ちなみにそのロゴも、先行配信されている曲のジャケットも、メンバーの顔が使われていないですね。

カイ:配信のジャケットは僕がディレクションしているんですけど、ここに描いてある5人は、どれも超特急の誰にも当てはめていないんです。

ユーキ:新鮮ですよね。

タカシ:アルバムにはと僕らの写真が使われているけど、全部が全部、顔出しのジャケットにしなくても良いのかもしれません。

ユーキ:今後そういうのもいいんじゃない? あと、次に来るだろうっていう"金の卵"たちを、ジャケットに採用していくとか(笑)。

カイ:……本当の卵とか。

リョウガ:本物の、金色の卵?

ーーこういう発言がまたフラグとなって回収されていくのかもしれません(笑)。最後になりますが、改めてアルバムや年末のライブに向けて、今の気持ちを聞かせてください。

タクヤ:今の状況もあって、日本だけでなく世界がひとつになるべきだっていう思いがあり、そこから「CARNAVAL」を序章としてこのアルバムが完成しました。超特急としての今年のテーマがしっかり決まった上で動き出せたのはすごく良かったんじゃないかなと思っています。

タカシ:それに今年は久しぶりに『Hoopla!』で有観客ライブができて、このアルバムもリリースできるっていう、また大きな一歩を踏み込めた年でもありましたよね。11月のさいたまスーパーアリーナ、そして追加公演となる12月の大阪城ホールもありますから、早く皆さんと同じ空気を共有できたらなという気持ちでいっぱいです。

ユーキ:いろいろと世知辛い世の中ではありましたけど、そんな中でも世界をテーマに、視野を広げたアルバムが作れたことはすごく良かったなと、ポジティブに捉えています。10周年のライブは、かなり面白い超特急が見せられるんじゃないかな、と。これからも貪欲にいきたいと思います。

カイ:ライブの形についてもいろいろ模索してきましたが、『Hoopla!』を経て、有観客でライブをやる意味を改めて感じました。そこを追求していきたいなと思います。

リョウガ:大阪城ホールでのライブは結成記念日の翌日にあたるんですが、11年目を迎えたばかりの超特急という意味でも、しっかり楽しんでもらえるものをお届けできたらなと思っています。

サイン入りチェキプレゼント

超特急のサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

応募方法

リアルサウンド公式Twitterと公式Instagramをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。 

リアルサウンド 公式Twitter
リアルサウンド 公式Instagram

<締切:11月30日(火)>

■リリース情報
『Dance Dance Dance』
発売日: 2021年11月10日(水)

形態: 初回限定盤(CD+Blu-ray) / 通常盤(CD)
初回限定盤 / 品番: ZXRC-2081(POS:4582465230995)/ 税込¥7,480(税抜¥6,800)

通常盤 / 品番:ZXRC-2082 (POS:4582465231008) / 税込¥3,300(税抜¥3,000)

収録楽曲(初回限定盤13曲収録 /  通常盤14曲収録):
「같이 가자」「Yodelic Fire」「Sonrisa」「荣光」「Добрый день」「Magnifique」「Chill out @JP」「Cead Mile Failte」「CARNAVAL」「大大大地」「Holtasoley」「Dance Dance Dancing!」「Te quiero mucho」「You Don’t Care(*通常盤のみ収録)」

[初回限定盤収録Blu-ray]
BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING「Hoopla!」
2021年6月6日ぴあアリーナMM公演収録

特設サイト:https://bullettrain.jp/dancedancedance_AL/

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