草なぎ剛と考える“人との距離感" 稲垣吾郎、香取慎吾とは「近づきすぎず離れすぎず」
2020年から始まった、人との接触を避ける生活。そんな新しい生活様式に慣れてきた一方で、緊急事態宣言が解除され、再び人と接触する機会も増えていく流れになりつつある。
「疎遠になっていた人に会える」「久しぶりにゆっくりと話せる」、そんな喜びを実感すると同時に、「この人とどうやって話していたのか?」「改めて何を話せばいいんだろう?」と少々戸惑う感覚も。そんな“人との距離感"を考えるタイミングにぴったりなインタビューを見つけた。
草なぎ剛が『JUNON』2021年12月号に登場し、しあわせな距離感についてトークを展開したのだ。特に興味深かったのが「人との距離感って、何を話すかよりもその人の表情とかテンションが大事なんだと思うんだよね」という持論だ。
#JUNON 12月号 #草彅剛 さんインタビューは、“距離”がテーマ。距離感についての話や、“近”況も😃
写真は、草彅さんにグッと近づいてみたり、遠く離れてみたりしてみました。泳いでいるようなポーズや、紙飛行機を遠くに飛ばそうとしている様子はとてもかわいいです…☺️#新しい地図 さん pic.twitter.com/UikFcWbC87— ジュノン編集部(プラチナ☆JUNON) (@JUNON_jp) October 22, 2021
「内容がわかんなくても、なんか楽しそうに話してんなみたいなことが結構大事っていうか」「知らない話題でも本人が楽しそうに話してれば、“え、そんなことってあるの? 知らなかった。もっと教えて!”ってなったり、興味が出て話せると思うから」という考えは、たしかに草なぎがトークする姿と重なる。
ビンテージのデニム事情だったり、健康についてのこだわりだったり……草なぎが話すことは時々コアな内容に走ることも少なくない。それでも、視聴者には「わからないことを言っている」という印象よりも、草なぎの「楽しそうに話しているな」というワクワク感が伝播していく感覚だ。
加えて、人から“どう思われるか”に執着せず、その迷いを手放す力に長けているのも草なぎらしいところ。「変に気をつかっても、人によっていろんなパターンがあるだろうし、嫌だったら向こうが勝手に距離をとってくれるだろうからさ」と、軽やかに笑う姿が目に浮かぶ。