NiziU RIO&MAYUKA、ファンの心を癒す朗らかな魅力 殻を破って成長し続けるパフォーマンスの要に
またMAYUKAも、同じく東京合宿におけるボーカル・ダンス審査にて「アマチュアのように見えます。基礎からしっかりやらないといけません」という評価とともに“感情表現の欠如”といったウィークポイントが指摘された。
RIOとMAYUKAの前にそびえ立った、「自分の殻を破る」という高く険しい壁。しかし二人はその課題を真摯に受け止め、日々の練習を自信に変えることにより、それぞれが新しい自分自身を再発見することに成功していった。チームバトル「ICY」(ITZY)のパフォーマンスを通じてRIOが見せた野心や、「Heartbeat」(2PM)のパフォーマンスで表されたMAYUKAの真に迫る情感は、彼女たちが自らの殻を突破していったことに対する何よりも確かな証拠だったと言えるだろう。
各自に変化を起こすことで見事にデビューを果たした“リオマユ”だが、最近ではお互いの存在が良い変化を生むきっかけとなっているようだ。今年行われた『コカ・コーラ × NiziU限定オンラインイベント』では、「メンバーに影響を受けて始めたことは?」という質問に対してMAYUKAが「同じ部屋のRIOがきれい好きなので、私も部屋をきれいにしようと思った」と答える場面も見られていた。
あとわずかで、デビュー1周年の記念日を迎える彼女たち。それぞれが異なった個性を持つ9人はこれからも、互いに影響し合いながら、新しい姿を見せ続けてくれることだろう。