日向坂46 齊藤京子は今一番乗っている? モデル・パフォーマンス・バラエティ、三拍子揃った最強アイドルの魅力
10月5日の『MTV LIVE MATCH』では、緑黄色社会とのコラボで、齊藤が大好きな一曲であるとする「想い人」を披露。長屋晴子(Vo/Gt)の力強い歌声と齊藤の魅力的な低音が絶妙にマッチし、感動的なパフォーマンスとなった。登場時は緊張した様子だったが、徐々に力強く声を響かせる姿に改めて歌姫としてのパワーを感じた。後日ブログ(※1)では「自分の武器にしていきたい、歌でお仕事をいただけるような存在になりたい、と目標を持ちました」と語っており、改めて歌手として新たな一歩を踏み出したように思う。
そして、今最も齊藤が注目されているバラエティでの活躍だ。ヒコロヒーとの冠番組『キョコロヒー』で、思ったことを素直に言う姿や、やりたくないことはキッパリと断る姿勢、バラエティのセオリーを度外視したマイペースぶりや、自然と相手のマウントをとってしまう毒舌など、苦手と思われていたトークが、マイペースを発揮する場ができたことで開花し、独自の個性を確立。齊藤といえば料理下手キャラが定着していたが、10月2日放送の『キョコロヒーSP』で、オムライスやグラタンを作り、良い意味で期待を裏切っていた。バラエティのお約束には乗らず、汚名返上のために自分の全力を見せていく姿は齊藤ならでは。こうした“ガチ”なところが齊藤の魅力の一つだと言えるだろう。『キョコロヒー』やMBSラジオ『アッパレやってまーす!』で齊藤の素のキャラが浸透したことも今の快進撃の要因かもしれない。
日向坂メンバーと番組に出演する際は、周りの空気を読んで決して場を乱さないなど、ソロとグループでの役割をハッキリと分けているように感じる。そして明石家さんまやヒコロヒーも認める前向きな意欲が、齊藤が思い描く夢の形を次々と実現する結果に繋がっているのだろう。モデル、パフォーマンス、バラエティと三拍子揃った、唯一無二の最強アイドル・齊藤京子の物語はすでに始まっている。
※1:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/41233?ima=0000