INI、驚くべきパフォーマンススキルの成長 「Rocketeer」MVや『KCON:TACT HI5』出演から見えた努力の跡

 11月3日のデビュー日に向けて、着々と準備を進めるINI。リーダーが木村柾哉、ファンネームが「MINI」に決まったり、「Log in to US!」という挨拶が発表されたり、LINEアカウントが開設されたりと、目まぐるしいほどだ。さらにデビューシングル『A』の活動曲が「Rocketeer」に決定。9月26日0時にMVも公開され、すでに200万回再生を突破している(9月29日時点)。INIが結成されて約3カ月半。彼らはこの間、相当な練習を積んできたはずだ。特に活動曲が「Rocketeer」か「Brighter」どちらになるかわからなかったため、より多くの練習が必要だっただろう。公開されたティーザーやMV、そして9月26日に出演した『KCON:TACT HI5』のパフォーマンスからは、その努力の跡がしっかり見えていた。

 まず驚くべきはパフォーマンススキルの成長だ。『KCON:TACT HI5』では『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のテーマ曲「Let Me Fly〜その未来へ〜」をパフォーマンスしていたが、かつての「Let Me Fly~その未来へ~」とは全く別物と言っても過言ではない。歌、ダンスというスキル面の成長はもちろん、自信からくる余裕も感じた。練習生だった頃に比べていい塩梅に肩の力が抜け、表情もどこか柔和で、輝きのようなものがプラスされていたのではないだろうか。さらに「Rocketeer」のMVからもパフォーマンスの成長が見られる。イントロで西洸人、サビ前半で木村、サビ後半で田島将吾がセンターに立っているが、彼らのダンスは以前にも増して圧巻。『KCON:TACT HI5』ではこの3人がダンスチームとしてSuperM「Jopping」のカバーを披露していたが、途中音が止まってしまうというハプニングも。それでも踊り続ける彼らにプロフェッショナルを感じると同時に、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で国民プロデューサーからのサプライズムービーが流れた際に音が止まっても踊り続けていたことを思い出す。もちろんこの3人だけでなく、全員のダンスレベルが大きくアップしていたことは一目瞭然だ。結成当初は少なからずパフォーマンススキルにバラつきがあったはずだが、その差は確実に少なくなっていた。特にオーディション中苦戦をしていた佐野雄大は、周りに引けを取らないダンスを披露しており、目を見張る成長を見せている。

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