『THE FIRST』より誕生したBE:FIRST JUNON、RYOKI、LEO グループに大きく貢献する3人のパフォーマンス力と個性

LEO
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 そして最後は、明るいムードメーカーのLEO。オーディション中、リーダーシップを発揮してきたメンバーだ。いつも周りを気にかけており、コメントでも自分のことではなく仲間について語ることがほとんどだった。彼のリーダーシップは、徹底的に仲間に寄り添うというもの。3次審査のグループ審査時も未経験のメンバーに付きっきりでダンスをレクチャーしており、さらに「(ダンス未経験のメンバーも)うまく馴染めるように、僕たちにしかできないような見せ方を考えてやったので本当にいいものができた」とコメント。ここでもメンバーに寄り添う姿勢を見せていた。

 LEOの場合、その優しい人柄に注目が集まりがちだが、もちろんパフォーマンスの実力も申し分ない。大手事務所の育成生としてスキルを磨いてきており、SKY-HIの楽曲「Don't Worry Baby Be Happy feat. STAMP」のMVに出演するという経験も持っている。ダンスに関しても高いスキルを備えており、普段のLEOからは見えない色気のエッセンスも加わっている。さらに歌声は力強さの中にも彼らしい優しさが垣間見える。合宿中思うように歌えずに悩んでいた場面もあったが、ボイストレーニングで「できるようになってる!」、「歌うまい」と講師やSKY-HIから褒められるまでに成長。「Shining One」ではさらにパワーアップした歌唱力を見せつけている。メンタルの面でもパフォーマンスの面でも、彼がグループを盛り上げていくことは間違いないだろう。

 クリエイティブ審査NEOにて“Club JRL”というユニットを組んでいたJUNON、RYOKI、LEO。個性もパフォーマンスの息もぴったりだった。この先、アルバムなどでユニット曲を発表してくれることに期待したい。11月3日以降、BE:FIRSTが描いていくサクセスストーリーに大きく貢献していく3人であることも間違いないだろう。

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