『THE FIRST』より誕生したBE:FIRST JUNON、RYOKI、LEO グループに大きく貢献する3人のパフォーマンス力と個性
11月3日リリースの1stシングル『Gifted.』でデビューが決定した、BE:FIRST。11月5日には早くも初のワンマンライブの開催が決定しており、活動を本格化させていく。彼らの飛躍を存分に楽しむためにも、オーディション番組『THE FIRST』から誕生したBE:FIRSTメンバーたちについてデビュー前にしっかりおさらいしておこう。
グループ最年長メンバーは、1998年5月23日生まれの23歳であるJUNONだ。歌もダンスも未経験の状態からのチャレンジとなったが、音楽一家で生まれ育ったこともあり、オーディション中にメキメキと成長。特に歌はメンバーたちからもオーディション主催者であるSKY-HIからも、高い評価を得ていた。そんなJUNONの歌声は、「美声」のひと言に尽きる。高音もお手の物で、音域によって声が細くなることもない。2次審査の「雪の華」を聴いて驚いた視聴者も多いはずだ。聴く人の胸を高鳴らせる張りのある彼の歌声はボイストレーニングでも褒められているシーンが多く、最終合宿のボイストレーニングでは「アドバイスなし」と言われているほどだった。その歌声は確固たるJUNONの武器となっており、プレデビュー曲「Shining One」でも発揮されている。もちろんダンスも仲間のサポートもあって急成長中。この先もまだまだ伸びていくだろう。
そんなJUNONは、何とも不思議なキャラの持ち主だ。おっとりした話し方も相まって大人しいタイプかと思いきや、誕生日のサプライズを仕掛けられて「ねぇ〜! これどうすればい〜の〜!」と叫ぶ元気なシーンも見られた。『あの日のTHE FIRST』(Hulu)#1では、合宿中お風呂でやっていたというタラちゃんのモノマネも披露。意外な一面を次々と見せるJUNONは、この先もさらに人気を獲得していきそうなメンバーだ。
続いては、もともと俳優として活動をしていたRYOKI。「歌、ダンス、演技すべて世界で通用する表現者になりたい」という高い目標を掲げていたからだろうか、オーディション当初より熱のこもったパワフルな歌とダンスを見せてきた。特にステージ上でのパフォーマンスは非常に華があり、強烈な印象を残している。その強い個性はラップでも発揮されており、感情たっぷりでありつつも非常に聞き取りやすい。BE:FIRSTにはラップができるメンバーが多いが、RYOKIのラップはグループにとって欠かせない武器になっていくのではないだろうか。一方で、オーディションが進むに連れていい意味で肩の力が抜け、パワフルさにプラスして緩急が加わった。より完成度が増したRYOKIのパフォーマンスに心を掴まれる人も増えていくだろう。
また、人物面でもRYOKIはいつも全力で真面目だ。強い個性を持っているが、彼を観察していると周りをよく見ていることがわかる。合宿中にも年上、年下関係なく積極的に他のメンバーからダンスを教わったり、グループを盛り上げたりしており、“いい兄貴”感が出ていたのではないだろうか。YouTubeでの「GENTLEMAN OF THE FIRST」ではメンバーからも「人の気持ちを察するのが上手」と言われており、この先もグループを引っ張っていく存在になっていきそうだ。