櫻坂46 守屋麗奈、『ラヴィット!』レギュラー抜擢は適任? 初出演で早くも見せた持ち味の“片鱗”
櫻坂46の守屋麗奈が、朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)のラヴィット!ファミリー木曜日担当に決定した。8月から9月までの約2カ月間、木曜レギュラーとして毎週出演する。SNS上では彼女の出演を喜ぶ声が続出し、初出演となった8月12日はTwitterトレンド入り。守屋が一人で番組に出演するのは初だったが、はじめてとは思えない落ち着いた雰囲気と安定した受け答えで番組を盛り上げていたため、これからの活躍にも期待がかかっている。
そもそもこの『ラヴィット!』は、2019年より同枠で放送されていた『グッとラック!』の終了に伴い、後継番組として今年3月から始まった。MCをお笑いコンビ・麒麟の川島明が務め、“日本でいちばん明るい朝番組”と銘打ったエンタメ路線を展開している。そのため同じ時間帯の他の情報番組の中では取り扱うテーマはライトで、出演者もお笑い芸人が多く、バラエティ色が濃い。守屋が出演する木曜は、NON STYLEやニューヨークといったお笑いコンビに加え、ギャル曽根がレギュラーを担当。また、ナレーターに庄司宇芽香や構成担当には安部裕之氏など、櫻坂46の冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)との共通点もあるため、守屋にとってはやりやすい環境が整っていると言えるかもしれない。
初出演で見せた“片鱗”
こうした番組の方向性を踏まえると、彼女のレギュラー抜擢は適任と言えるだろう。求められているのは、いわゆるコメンテーター的な振る舞いというよりはむしろ、いかに視聴者の朝を明るくさせるかという姿勢である。昨年櫻坂46(当時は欅坂46)に加入した守屋は、グループ随一の清楚な雰囲気を持った正統派のメンバーだが、最近番組で実施した学力テストで珍回答を連発したことによって“おバカ”っぷりが露呈し、そのギャップで人気に拍車がかかっている。まさに、視聴者の気分を“明るく”させる存在として適任だ。
実際、今回の放送においても水族館の特集の合間に出題されたクイズでその“片鱗”をうかがわせていた。例えば、イルカに触れられる砂浜で登場した別の生き物を聞かれた際には「サメ」と恐ろしい回答を披露。まだ彼女のキャラクターが他の出演者陣に浸透してないのもあってか、周りからのツッコミが少ない印象だったが、後々時間が経つに連れてその一面は活かされていくに違いない。さらに、ベルーガ(シロイルカ)の特技には「空気の輪っかでハートを口から出す」という可愛らしい答えで見事正解。もともと守屋が人気になるきっかけとなったのは“ぶりっ子”キャラであったため、ここでも彼女のキャラクターが活かされていたと言えるだろう。初出演にしてすでに自身の特性が存分に発揮されていた。