寺嶋由芙がライブで体現した、アイドルとゆるキャラを融合させたエンタメ 生誕祭『物見遊山』を振り返る

寺嶋由芙 生誕祭『物見遊山』を振り返る

 会場が温かい空気に包まれている中、ラストはみんなで「ゆるキャラ舞踏会」「サバイバル・レディ」を披露して本編が終了した。

 アンコールが起きると、寺嶋とゆるキャラ全員が再びステージへ登場して「世界で一番かわいい君へ」を歌った。エンディングが流れる中、最後に寺嶋が公演の趣旨について話し始めた。「公演タイトルを『物見遊山』とつけたんですけど、これは“気分を明るくするために出かける”というニュアンスの言葉です。今、それぞれが大変な状況にいる中だけど、ゆっふぃーのライブを気晴らしに観に来てほしかったのもそうだし、各キャラさんの地元に旅行した気分で気持ちが明るくなってくれたらと思ったのですが……皆さん、いかがでしょうか?」と観客に尋ねると、この日1番の拍手が起きた。アイドルとゆるキャラの融合。どちらもリスペクトしている彼女だからこそ作れたステージだった。

 終演後、寺嶋にライブの感想を聞いてみた。「実は、今朝しかキャラとのリハーサルが出来なくて。それまでは私が踊っている動画を送って、皆さんにライブのイメージを掴んでもらいました。すごく負担をかけちゃったんですけど、5人とも芸達者で助かったし、ちゃんと客席から笑いが起こって良かったなと思いました。おかげで寺嶋由芙なりのエンターテインメントを届けられたと思います」と晴れやかな表情で答えてくれた。

寺嶋由芙公式サイト

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