Snow Man、3作連続ミリオン達成の快挙 多角的なファン獲得で新記録に早くも期待
『オリコン上半期ランキング2021』の「アーティスト別セールス部門」トータルランキング、「作品別売上数部門」シングルランキング、ともに1位を獲得したSnow Man。そんな彼らがまた一つ驚異的な記録を樹立した。1月20日にリリースされた3rdシングル『Grandeur』が売上100万枚を達成し、3作連続でミリオン達成となったのだ。
CDが売れない時代と言われている今、この記録は単純に素晴らしい。しかもこの事実が報じられたのは、4thシングル『HELLO HELLO』のリリース日前日。4作目へ向けてかなりはずみが付いたのではないだろうか。一方で、なぜ次々とミリオンを達成できるのだろうかという疑問も湧いてくる。もちろん、Snow Manの日々の活躍があってこそなのだが、本稿ではもう少し詳しく考えてみたい。
まずは、当たり前だがファンの存在が大きい。Snow Manは下積み時代が長かったからこそ、長く応援しているファンがかなり多い。彼らはデビューまで舞台を中心に活動をしてきており、着実にスキルを身に付けてきた。実際、Snow Manたちはその確かな実力で多くの先輩ジャニーズメンバーたちを支え、舞台を作るうえで欠かせない存在として信頼も厚かった。一方で舞台での活躍が中心だったため、実力と一般層への知名度がなかなか伴わないという苦労があったはずだ。そんな彼らが華々しいデビューを掴んだのである。全力で応援したくなるのがファン心理というものだ。
さらに、デビュー後もバラエティ番組でしっかり爪痕を残したり、音楽番組でこれまで磨いてきたパフォーマンスを存分に披露したりと、広い層へアピールをしてきた。しかもデビュー以降ほぼ絶え間なくだ。こうした活躍により、新しいファンも次々と増えている。Snow Manの公式YouTubeにアップされている動画を見ると、「◯◯きっかけで好きになりました」、「母もSnow Manにハマっています」など新しくファンになったという旨のコメントを多々目にすることができる。それもこれも、視聴者の目に触れる機会が多いというだけでなく、仲の良さが伝わってくるトークと確固たるパフォーマンス力があるからではないだろうか。