作曲家/俳優の小林亜星が死去 〈この木なんの木〉や「ひみつのアッコちゃん」、「北の宿から」……記憶に残る楽曲手掛ける
作曲家/俳優の小林亜星が、5月30日に心不全のため88歳で死去。6月14日、所属事務所がマスコミ各社を通じて明らかにした。
小林はレナウン「ワンサカ娘」、〈この木なんの木〉で知られる日立グループ「日立の樹」、ファミリーマート「あなたとコンビにファミリーマート」など様々なCMソングや、「ひみつのアッコちゃん」、「ガッチャマンの歌」といった数々のアニメ作品のテーマソングなどの作曲で知られる。作曲を手掛けた都はるみ「北の宿から」は、日本レコード大賞を受賞。2015年には日本レコード大賞功労賞も受賞した。また俳優としての活動も行い、デビュー作となった向田邦子脚本のドラマ『寺内貫太郎一家』では寺内貫太郎役で主演を務めていた。
小林の訃報を受け、水木一郎が「コン・バトラーVを始めプロゴルファー猿など多くの楽曲を歌わせていただきました」とコメントしているほか、小林がCM曲「どこまでも行こう」を手掛けた株式会社ブリヂストンなど、小林と関わりのある著名人や企業が追悼コメントを出している。
突然の小林亜星先生の訃報にショックを隠せません。
コン・バトラーVを始めプロゴルファー猿など多くの楽曲を歌わせていただきました。歌手としてこれからも声の続く限り先生の楽曲を大切に歌って行きます。
心よりご冥福をお祈りいたします。— Ichiro Mizuki (@aniki_z) June 14, 2021
ブリヂストンのCMソングとして作詞・作曲していただいた「どこまでも行こう」は、発表から50年以上経った現在も、皆さんに愛され続けています。本当に素敵な楽曲をありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。https://t.co/y3FOcnFN8n
— 株式会社ブリヂストン【公式】 (@BridgestoneBlog) June 14, 2021