BTS、8回目のデビュー記念日前に世界中のARMYを喜ばせた粋な計らい 『BTS FESTA』後半を振り返る
本日、2021年6月13日ついに8回目のデビュー記念日を迎えたBTS。毎年6月に恒例となった『BTS FESTA』も盛り上がりを見せ、ついに6月13、14日にオンラインストリーミング方式のグローバルファンミーティング『BTS 2021 MUSTER SOWOOZOO』が開催される。そんな華々しいフィナーレに向けて、6月2日から世界中のARMY(ファン)を喜ばせてきた粋な計らいの数々(6月7日以降の『BTS FESTA』後半)を振り返りたい。
RMと一緒に鼻歌を口ずさむ気分で/6月7日「Bicycle」
「自転車に乗るといつも心がときめきますが、ペダルに両足を乗せると少し物悲しい気持ちになります。どこか懐かしく恋しいものが多くあるせいか……理由は私もよくわかりません」(※1)
そんなメッセージと共に、RMから届いた贈り物は「Bicycle」というタイトルの自転車ソングだ。この初夏の時期に、風が心地よく吹く休日に外に出て思わず鼻歌を口づさみたくなるような爽やかなサウンドで、歌詞はRMが実際に自転車に乗りながら歌詞を考えたという。
車の運転免許を持たないRMにとって、自転車は最も親しみを持つ移動手段の一つ。その変わらぬ、ありのままの1人の「自分」に戻る瞬間が、グローバルグループのリーダーとして活躍する彼には貴重なタイミングなのではないかと思うと、少し切なくそしてさらに愛しく感じられる。8周年という節目のタイミングを前に、そんな飾らない心を見せてくれるRMらしい1曲だ。
苦しくも着実に歩んだ1年の歩み/6月8日「BTS PHOTO COLLECTION 20/21」
[#2021BTSFESTA]
♾608
BTS PHOTO COLLECTION 20/21
(https://t.co/zFkK8g1cv2)#2021BTSFESTA #BTS8thAnniversary#1년동안의방탄 #다시봄날이올때까지 🌱 pic.twitter.com/EsXxZjUG0H— BTS_official (@bts_bighit) June 7, 2021
続いて、ファンを喜ばせたのが、グローバルファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」にアップされた2020年〜2021年にかけて撮影された写真コレクションだ。アルバム『MAP OF THE SOUL:7』コンセプトフォトスケッチ写真から、「Dynamite」のカウントダウンライブ、「Life goes on」、そしてグラミー賞……。2020年〜2021年はコロナ禍でエンタメ業界全体がなかなか思うように活動できなかった。その中でも、BTSはこんなにも力強い歩みを見せてくれたのだと再確認することができる。
同時に、この8年を見つめてきたARMYにとっては、少年から青年へと成長していく中で最もエネルギッシュに満ちた時間を共有していることにも胸が熱くなるに違いない。ますます誠実な姿勢で精悍な顔つきを帯びてくる7人のたくましさと、そして決して変わらない仲の良さ。このコロナ禍において、その覚悟と絆はさらに強まったように思える。まさにこの1年はBTSにとって、これまでの努力が実を結んだ爆発するような輝きと、どんなに環境が変わっても仲間と共に人生が続いていくことを示してくれた時間だった。
相思相愛を確信するラブレター/6月9日「2021 ARMY Profile」
[#2021BTSFESTA]
♾609
2021 ARMY Profile
(https://t.co/XJFXA5rUHV)#2021BTSFESTA #BTS8thAnniversary#2021ARMYProfile #방탄이쓰는아미프로필 pic.twitter.com/M11IXEgr7x— BTS_official (@bts_bighit) June 8, 2021
BTSのメンバーが思うARMYを記した「ARMY Profile」は、プロフィール形式のラブレター。BTSにとってARMYは「ときとして先生であり、友達で、また愛する人です」と常に尊敬の念を抱きながら、「今すぐに会いたい」「眠る前に会いたい」といつだって寄り添ってくれる存在でもあると、直筆でささやく7人。
アイアンマンにとってのアークリアクター(動力炉)のようなものだという。つまりARMYがいなければ、これほど大きなグループとしてBTSが世界に羽ばたくこともなかった。応援してくれるARMYに、少しでも成長した姿を見せたい。そのまっすぐな想いが、彼らをここまで大きくした。
その上で、「一生一緒にいなければなりません」と、この先も共に歩み続けたいとプロポーズのような言葉も投げかけてくれる。なかなか直接会うことができない今こそ、綴られた文字の重みを感じられる。ARMYが直接歓声で彼らに愛情を返せる日が、1日でも早く来ることを願わずにはいられない。