『大豆田とわ子と三人の元夫』EDテーマがバイラル上位に 松たか子の歌唱表現を引き出すSTUTSの手腕

参考:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(5月13日公開:5月6日~5月12日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:ヴィヴィ(Vo.八木海莉)「Sing My Pleasure」
2位:STUTS, Takako Matsu, KID FRESINO, 3exes「Presence I」
3位:P丸様。「シル・ヴ・プレジデント 」
4位:鈴木愛理, Blue Vintage「Apple Pie」
5位:4na「hazama」
6位:トウカイテイオー (CV. Machico)「はちみーのうた」
7位:PRODUCE 101 JAPAN SEASON2「Let Me Fly ~その未来へ~」
8位:Weeekly「After School」
9位: VILLSHANA, $HOR1 WINBOY「caffè e llatte」
10位:Mom「あかるいみらい」

 過去、これほどまでに、作品全体を通して「音楽」に意味を持たせている連続TVドラマがあっただろうか。毎週火曜日、夜9時からフジテレビ系で放送中の『大豆田とわ子と三人の元夫』は、音楽そのものが進行する連ドラのひとつの重要なファクターになっている。本作における「作品全体を通しての音楽の重要性」については、この記事を参照にしていただきたい(※1)。

STUTS, Takako Matsu, KID FRESINO, 3exes「Presence I」

 本ドラマの主演は松たか子。“三人の元夫”を松田龍平、角田晃広(東京03)、岡田将生が演じている。脚本は坂元裕二、プロデューサーは佐野亜裕美。2017年にTBS系で放送された連ドラ『カルテット』を大成功に収めたコンビである。『カルテット』でも、椎名林檎が詞曲を手掛け、メインアクトであった松たか子、満島ひかり、松田龍平、高橋一生の4人が歌う主題歌「おとなの掟」が話題をさらった。そして2021年。『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌である「Presence I」が、今週のバイラルチャート2位にランクインしてきた。

 放送中の当連ドラでは、毎話ゲストラッパーが替わっているが、本記事では、第1話のエンディングを飾り、配信リリースもされているSTUTS, Takako Matsu, KID FRESINO, 3exesによる「Presence I」ついて触れていきたい。4月14日に配信リリースされ、5月10日付のデイリーチャートで初登場2位を獲得すると、そのまま約1週間に渡り、2位をキープしている。配信スタートから約1カ月経った5月中旬現在、ミュージックビデオは330万回再生を突破している。

STUTS & 松たか子 with 3exes – Presence I feat. KID FRESINO (Official Music Video)

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