YUKI、くるり、氣志團、Juice=Juice、JO1……4月28日リリースより新譜5作レビュー

 Juice=Juiceの14枚目のシングル『DOWN TOWN/がんばれないよ』は両A面でのリリース。これまでに多くのアーティストがカバーしてきたシュガー・ベイブの名曲「DOWN TOWN」には、シンセサウンドをフィーチャーした軽快なアレンジで新鮮味をプラス。80年代リバイバルが盛り上がる今の気分にもピタリと寄せつつ、間奏部分には井上玲音のボイスパーカッションも入れ込み、彼女たちらしさを表現した。一転「がんばれないよ」はJuice=Juiceの持ち味でもある歌唱力を全面に押し出した王道バラード。「がんばれないよ」から「がりばりたいよ」へと気持ちの変化を丁寧になぞるようなパフォーマンスで、聴く者に勇気を与える楽曲に仕上げた。(渡部)

Juice=Juice『DOWN TOWN』Promotion Edit
JO1『CHALLENGER』(通常盤)
JO1『CHALLENGER』(通常盤)

 オーディション番組を通して注目を集め、デビューシングル『PROTOSTAR』からヒットを連発。昨年末にはアルバム『The STAR』のリリース、アジア最大級の音楽授賞式『2020 Mnet Asian Music Awards』出演などによって、世界に標準を定めたダンスボーカルグループとしての認知度を高めたJO1の2021年最初のシングル『CHALLENGER』は、“挑戦”をテーマに掲げた作品だ。リード曲「Born To Be Wild」は、ファンクリバイバルの流れを強く引き寄せたベースライン、しなやかなグルーヴをたたえたサウンドが心地いいダンスナンバーだ。ドアの隙間から差し込む光を手繰り寄せ、まだ見ぬ世界に飛び出していく決意を描いたリリックからも、第2章をスタートさせた現在の彼らのモチベーションが伝わってくる。(森)

JO1|3RD SINGLE “CHALLENGER” HIGHLIGHT MEDLEY

■森朋之
音楽ライター。J-POPを中心に幅広いジャンルでインタビュー、執筆を行っている。主な寄稿先に『Real Sound』『音楽ナタリー』『オリコン』『Mikiki』など。

■渡部あきこ
編集者/フリーライター。映画、アニメ、漫画、ゲーム、音楽などカルチャー全般から旅、日本酒、伝統文化まで幅広く執筆。福島県在住。

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