THE RAMPAGE、ファンと共に作り上げた『REBOOT』 グループの今後や個人活動への意欲も語る

THE RAMPAGE、ファンと共に作り上げた『REBOOT』 グループの今後や個人活動への意欲も語る

 約1年ぶりとなる有観客ライブ『THE RAMPAGE PROLOGUE LIVE TOUR 2021″REBOOT” ~WAY TO THE GLORY~』を先ごろスタートさせたばかりのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。各メンバーが役者や番組MCなどさまざまな形でメディアに進出しているほか、グループ初の地上波冠番組『RUN!RUN!RAMPAGE!!』もオンエアされるなど、高い注目度を誇る彼ら。コロナ禍でも燃やし続けたパッションをそのままパッケージしたかのような最新アルバム『REBOOT』の魅力を改めて紐解きつつ、デビューから4年経った現在、グループとしての在り方をどのように考えているのかについて、リーダーのLIKIYA、陣、ボーカリストのRIKU、川村壱馬、吉野北人の5人に聞いた。(古知屋ジュン)

「大人になった自分たちを表現できている」

ーー3rdアルバム『REBOOT』は2020年にリリースされた楽曲中心の構成になっていますね。1stアルバム『THE RAMPAGE』や2ndアルバム『THE RIOT』から積み重ねてきたものもあると思いますが、改めて今作のカラーをどう捉えていますか?

吉野北人(以下、吉野):コロナ禍に制作した楽曲がほとんどで、世の中の状況に照らし合わせて作られているので、この期間の僕らの想いもより強く込められているアルバムに仕上がったんじゃないかと思っています。

LIKIYA:自分たちの思いを織り込みながら、僕ら視点で何かを描くというよりも、よりファンの皆さんに対して発信するようなスタンスの楽曲が多く入ったアルバムになったと思います。あとは楽曲それぞれで、いい意味で肩の力を抜いて大人になった自分たちを表現できているのかなと。

陣:今までにはない繊細さがある楽曲も多くなったと思います。歌詞の表現も少し大人なものから壮大なものまで、僕らがこれまでの活動でいろんな経験をしてきたからこそ生み出せる色合いになっているので、1st、2ndとはイメージが大きく違う作品になっているんじゃないかなと思います。

山本彰吾、陣、川村壱馬、岩谷翔吾、武知海青

川村壱馬(以下、川村):1stアルバムは名刺代わりとなるような作品、2ndアルバムは燃えたぎっている熱量やパワー、という感じが伝わりやすかったのかな。3rdアルバムは“優しさ”もすごく感じられる作品になっていると思います。それは僕らの優しさ、ということだけではなく、ファンの皆さんの優しさも含めてですね。今作は特にアルバムのためだけにライブを収録しているんですけど(豪華盤収録の『RMPG PEEPS -LIVE WITH YOU 2020-』)、そのセットリストもファンの皆さんから好きな楽曲を募って、そこでいただいた意見を踏まえて作らせてもらっていたり、「Only One」という楽曲のサビを歌っている音声を皆さんに送ってもらって、それをライブで使って一緒に歌ったりするような試みもあったので、より明確に「ファンの皆さんと共に作り上げたアルバム」と言える作品になっています。

RIKU:あと音楽的な面でいうと、バリエーションに富んだ楽曲が揃っているのはもちろんですが、日本のアーティストとしてしっかりJ-POPを発信できたアルバムになったんじゃないかと思っていますね。

吉野:楽曲ごとの振り幅も結構あるアルバムなので、そのメリハリも含めてじっくり楽しんでいただけると思います。

ーーリード曲「SILVER RAIN」は、複雑な譜割りにMA55IVE THE RAMPAGE(LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀)のラップを盛り込んだりと、THE RAMPAGEのこれまでの作品にはない魅力を持った楽曲になりましたね。

陣:この曲は徐々に湧き上がってくるメロディとサビの力強さ、そこから現れるMA55SIVE THE RAMPAGE 5人のラップが聴きどころ……って、結局全部になってしまいますけど(笑)。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / SILVER RAIN (MUSIC VIDEO)

「今までになかったパフォーマンスの分厚さが出た」

ーー(笑)。本当にサウンドと歌とラップとダンスのバランスが緻密に計算されている隙のなさも含めて、最強な楽曲だと感じます。ボーカルのお三方は、どのようにレコーディングに臨んだんですか。

RIKU:最初に聴いたとき、歌いこなせるかどうか不安を感じたのを覚えています。なので、自分の中でイメージをかなり作り込んでからレコーディングに臨みました。実際に歌うにあたってはいろんなアプローチがありますが、この楽曲では“力押しをしない力強さ”を表現できるように努めました。

川村:僕はシンプルに、レコーディングに対してワクワクできる楽曲でした。3rdアルバムまでのシングルのリード曲でバラードが3曲続いていて、ここでギアを切り替えるということもありましたし、レコーディングを進めるにあたってMA55IVEのメンバーも初参加でラップしてくれることを知って、めちゃくちゃ嬉しかったです!

吉野:そうそう、MA55IVEが加わることで新しい表現ができそうで、僕もかなり気合いが入りました。楽曲のボーカルメロディの構成にいろんな変化があるのがカッコいいなと思いましたし、僕らボーカル3人の強みを存分に出してくれる楽曲だなって。レコーディングでは結構苦戦して、特にサビの方はチェストボイスとファルセットボイスを繰り返しているので、どちらも弱くならないように心がけています。

LIKIYA、長谷川慎、吉野北人、後藤拓磨、与那嶺瑠唯、鈴木昂秀

ーーMA55IVEの5人それぞれの声質やラップのカラーを活かした構成もお見事だったと思います。MA55IVEメンバー代表のLIKIYAさん、いかがでしたか?

LIKIYA:ホールツアーの前からずっと続けてきたラッパーとしての活動が少しずつ今の形につながって、一つの夢でもあったTHE RAMPAGEの楽曲に自分たちの声でラップを入れることができて、この上なく幸せでした。MVでもただラップしているだけではなくて、パフォーマー全員でダンスをしながらラップを組み込んでいるので、今までのRAMPAGEにはなかったパフォーマンスの分厚さが出たと思います。

ーー「光の雨が降り注ぐステージでまた会いましょう」というメッセージが込められた楽曲ということで、リアルのライブの高揚感みたいなものがひしひしと感じられました。

川村:僕もライブパフォーマンスしている景色が想像できましたね。そしてダンスの振り入れの時もMV撮影の時も、「これはヤバいことになるな」という感覚があって(笑)、今でもリハしていたりすると謎の感動を覚える時があります。繊細さとパワフルさを兼ね備えているのがわかりやすい楽曲なので、とにかく世界観を大切にして、しっかりアプローチもこだわらせていただきましたし、振りの細かいところまでしっかり意識して丁寧にやらせてもらっています。

ーーダンスの面でも目まぐるしいフォーメーション展開や、メンバーを1人ずつフィーチャーしていく点などタイトに洗練されていて、個人的にはTHE RAMPAGEのパフォーマンスがまた新しいフェーズへ進化した印象がありました。

LIKIYA:アルバムタイトルに“再起動”という意味があるので、その顔である「SILVER RAIN」では改めて初心に帰って、ボーカルも含め全員でガツガツ踊るスタイルにしていて。構成の一つひとつまでこだわりを持ってパフォーマンスを組み立てていきました。今回自分はサビのパートを振付していますが、ただ勢いがあるだけではなく過去の自分たちと今の自分たちの持ち味を掛け合わせるような形を意識しましたね。構成は目まぐるしく動いていますが、踊りはセクシーに大人っぽくイメージしました。

藤原樹、浦川翔平、RIKU、神谷健太、龍

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