THE RAMPAGE、歌声に寄り添うグループの表現力 『MY PRAYER』から2021年の抱負まで、16人全員で語り合う

THE RAMPAGE、全員インタビュー

 コロナ禍においても精力的に活動を続け、今では歌やダンス以外にも、演技・トーク・ファッション・DJなど多岐に渡って活躍を見せている、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。そんな彼らが昨年12月9日にリリースした13rdシングル『MY PRAYER』の表題曲は、純愛を綴った歌詞と、RIKU、川村壱馬、吉野北人による3ボーカルの透明感あるハーモニーが心を揺さぶる、壮大なラブバラード。同曲は恋愛リアリティ番組『恋する🖤週末ホームステイ』(ABEMA)主題歌として書き下ろされた楽曲で、『恋ステ』にはパフォーマーの藤原樹、長谷川慎もシーズンレギュラーとして出演。歌とトークで高校生たちの恋愛を盛り上げた。また、カップリングには、そっと肩の荷を下ろしてくれるようなサウンドが心地よい「ESCAPE」と、ハウスミュージック調のトラックに色気のある歌声を重ねた「BAD LUV」を収録。3rdアルバム『REBOOT』のリリースも間近なTHE RAMPAGEだが、波乱の2020年を締めくくり、2021年へのキックオフでもあった『MY PRAYER』について、改めてメンバー全員で語ってもらった。(斉藤碧)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / MY PRAYER (MUSIC VIDEO)

“初の踊らないMV”に挑戦した心境

ーー表題曲「MY PRAYER」は、恋愛リアリティ番組『恋する🖤週末ホームステイ』の主題歌として書き下ろされた壮⼤なラブバラードです。前作の「FEARS」が“目に見えないものへの恐怖”をテーマにしたミステリアスなロックチューンだったので、余計に「MY PRAYER」のストレートな愛の言葉が響きますね。

川村壱馬(以下、川村):そうですね。これまでTHE RAMPAGEが歌ってきたバラードは、R&B調のセクシーな楽曲やストーリー性のある楽曲が多いと思うんですが、それと比べると「MY PRAYER」のようなストレートに愛を伝えるラブソングは異色だなと感じます。でも本来は、こういう楽曲が王道のラブバラードと言えるでしょうね。

山本彰吾(以下、山本):この曲はイントロからして、昔の写真を見返している時のような懐かしい気持ちになりますね。素直に好きだな~と思いました。

藤原樹(以下、藤原):歌詞も誰もが共感できるような表現でいいですよね。

武知海青(以下、武知):個人的には、〈手遅れになってしまう前に/ただ君を愛してると/それだけを君に伝えたい〉という歌詞が特に心にグサッと刺さりました。

岩谷翔吾(以下、岩谷):そう。まっすぐ一途なんだけど、“タイムリミットがある恋の歌”なんですよね。

鈴木昂秀(以下、鈴木):めちゃくちゃエモい!

LIKIYA:タイムリミットがあるからこそ、ストレートに気持ちを伝えることが大切なんだなぁって、この曲を聴いて再確認しました。

ーーボーカルの皆さんは、どんなことを意識しながらレコーディングしましたか?

吉野北人(以下、吉野):温もりを感じる優しい純粋な歌なので、等身大のありのままの想いをまっすぐに歌いました。

川村:無理に肉付けしすぎないようにというのは考えていましたけど、あえて「こうしなきゃ」という意識もなく、素直に歌いましたね。

RIKU:素直にまっすぐ表現する、というのは3人とも同じ認識だったよね。その上で僕は、「目の前に好きな女性がいたら、この曲を歌ってどうやって告白するのか」をイメージして歌いました。

ーーその歌声を聴いて、パフォーマーの皆さんはどう感じましたか。

後藤拓磨(以下、後藤):サウンドがシンプルだからこそ、いつもよりも鮮明に3人の歌声が際立って、素敵だなぁと思いましたね。

長谷川慎(以下、長谷川):デモで聴いていた時よりも透き通っていて、聴いているだけでとても切なくなるなって思いました。

浦川翔平(以下、浦川):素直に歌って、あの空気感を出せるのがすごいですよね。いつもの“ゴリゴリRAMPAGE”から一変して、心にスッと入り込んでくるような歌声が印象的でした。

川村壱馬
山本彰吾
武知海青
岩谷翔吾
LIKIYA
RIKU
長谷川慎
神谷健太
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川村壱馬
山本彰吾
武知海青
岩谷翔吾
LIKIYA
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長谷川慎
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ーーハイサイコンビはいかがでしょう?

神谷健太(以下、神谷):最初に聴いたときは、3人の雑じり気のないストレートな歌がえげつな! って驚きました。

与那嶺瑠唯(以下、与那嶺):うん。THE RAMPAGEのボーカルは最強だなと改めて思いました。歌唱力、表現力ともに◎です。

陣:それは何目線なの?(笑)。

与那嶺瑠唯:上から目線ではなく、下から目線です(笑)。

ーー(笑)。「MY PRAYER」は“初の踊らないMV”になっていて。「INVISIBLE LOVE」MVでは演技チームとペアダンスチームに分かれていましたが、「MY PRAYER」は16人全員が演技に挑戦してソロバージョンMVも公開されています。

藤原:踊らないMVは初めてなので、一人一人の表情に注目してほしいです。

ーー表情といえば海青さん、いい笑顔でしたね。

武知:かなり恥ずかしいです……! でも、初めての演技ながらも、一生懸命チャレンジさせていただいたので、観ていただけたら嬉しいです(照笑)。

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