宗像明将のチャート一刀両断!
関ジャニ∞『キミトミタイセカイ』で通算40作目のチャート1位 ボーカルグループとしての力量が満載のシングルに
参照:https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2021-02-22/
2021年2月22日付のオリコン週間シングルランキングで1位を獲得した、関ジャニ∞の『キミトミタイセカイ』は堂々たるバラードシングル。 関ジャニ∞にとっては、2010年の『Wonderful World!!』から32作連続、通算40作目の1位となりました。
Hi-yunkが作詞作曲編曲を担当した「キミトミタイセカイ」は、エレクトリックなサウンドで幕を開け、ピアノとストリングスを中心にしたアコースティックなサウンドで彩られていきます。冒頭からフィンガースナップの音こそ入るものの、実は1番の終わりまでドラムやベースといったリズムセクションが入らないという構成も大胆です。歌で勝負する気概がなければ採用できない構成でもあります。
そして、「キミトミタイセカイ」というバラードは、直球であるがゆえにアプローチが難しい楽曲のはず。しかし、そこに関ジャニ∞がファルセットを多用することで、大きなアクセントをつけていきます。ボーカルグループとしての力量がなければ歌えなかった楽曲でしょう。