DEEP SQUADが語る「AMAZING DAYS」に込めた“夢追う人へのメッセージ” EXILE TETSUYAとのコラボで充実した制作秘話も

DEEP SQUAD、夢追う人へメッセージ

ひたむきに夢を追っているEXPG生徒もコーラスで参加

ーーお一人ずつ工夫を凝らして歌い上げたことと、TETSUYAさんからのアドバイスでより完成度が高まったんですね。その他にも、コーラスワークが楽曲の温かさを表す大きな要素になっていると感じます。

TAKA:サビは壮大にしたいと考えて、声がたくさん重なったほうがいいという意見になりました。あとは、曲を聴いて浮かぶ映像ですね。話していたのは、公園や広場に集まって、みんなでクラップしながら歌っている画を浮かばせたい、と。歌詞で〈Clap your hands〉と入っている部分も、みんなで輪になってクラップしている画を想像して、EXPGの生徒さんの声を絶対入れたほうがいいという結論になりました。コーラスワークはそういった感じで、みんなで意見を持ち寄って作っていきました。

YUICHIRO:ゴスペル風のイメージだったので、みんながハッピーになるようなサウンドは意識しました。みんなで一緒に歌えるような曲にしたかったので、今回難しいコーラスはあえてあまりやっていないんです。

ーーこれまでのような複雑なコーラスは封印しているんですね。

TAKA:そうですね、王道のコーラスをやっています。KEISEIも言ったように、ライブではお客さんにも一緒に歌ってもらいたいので、わかりやすくしました。例えば、最後のサビは全員でメインを歌ってユニゾンにしたり。ライブのイメージだと、1回音を止めて、「みんなでアカペラで大合唱しようよ」ってやりたいです。ライブ映えしそうですよね。

ーー本当にそうですね。宇原さん、杉山さん、比嘉さんは今までのDEEP SQUADとはひと味違う「AMAZING DAYS」をどう捉えていらっしゃいますか。

杉山:楽曲もですが、EXPGの生徒の皆さんにもコーラスで参加しているのも今までと違うところです。僕ももともとEXPGに通っていたので特別な思い入れがあります。コーラスに参加してくださる生徒さんも僕たちが選ばせていただいて、その中には友人もいて不思議な感覚でした。2019年のオーディションでは、自分たちもこういう風に見られていたんだねって、雄飛とも話していました。

比嘉:2019年の『DEEP VOCALIST AUDITION』ファイナルで一緒だった子も応募してきてくれていて。そういう巡り合わせもあるんだなって思いましたし、緊張しているのが見えて気持ちが入っていることも伝わってきました。僕らも選ばせていただく立場になることで、違う緊張感がありました。

宇原:僕もEXPGに通っていたのですが、今回受けてくださった皆さんはめちゃくちゃ上手い人ばかりで、上手い下手というよりも、楽曲に合う人を選んだんです。女性だったら高めのコーラスを歌ってもらったり、男性だったらオクターブ下を歌ってもらったり、メインを歌ってもらったりしたんですが、それで合う人を見ていった感じです。EXPGで夢を追っている皆さんに向けての曲と言っても過言ではないので、楽曲に参加したことがEXPGの皆さんにとって特別な体験になっていれば嬉しいですね。

ーーそもそも、どうしてEXPGの生徒さんをコーラスに起用するに至ったのでしょうか。

TAKA:TETSUYA君と話していて出たアイデアですね。ゴスペルっぽい感じがいいという話をしている中で、楽曲の雰囲気的にも人がたくさんいたほうがいいよねという話になって。夢に向かって頑張っている人たちへの応援ソングという裏テーマもあったので、一番近くにいる夢を追いかけて頑張っている人たちってEXPGの生徒さんだよね、ということになりました。そこも巻き込んで一緒に曲を作れたら素敵なプロジェクトになるってTETSUYA君が言ってくれたのがきっかけです。DEEP SQUADにもEXPGに通っていたメンバーもいますし、雄飛に関してはAMAZING COFFEEで働いていたので。雄飛も特別な思い入れがあるんじゃないの?

宇原:もうめちゃくちゃ思い入れがありますね。AMAZING COFFEEってLDHの所属アーティストとコラボ商品を出すんですよ。僕はバイトで働いていたんですけど、そのコラボをすることが1つの夢でした。しかも今回歌でコラボできたのが素直にめちゃくちゃ嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです。

ーー最初このプロジェクトを聞いた時に、相当驚いたのでは?

宇原:こんなに早く夢が叶うものなのかとビックリしました(笑)。それでお世話になっていた大阪のAMAZING COFFEEのスタッフさんに連絡して。みんな喜んでくれました。

AMAZING DAYS 完成時の様子
「AMAZING DAYS」完成時の様子

「いい曲がありすぎて困ってます」

ーーこのコラボを皮切りに、今後DEEP SQUADとしての可能性もさらに広がっていきそうですね。

TAKA:そうですね。別のアーティストさんともコラボしてみたいです。今回自分たち発信で「コラボをやりませんか」ってアピールして実現したので、今後も言っていきたいと思います。

ーー楽しみですね。今回MVにも制作風景が使われています。

TAKA:普段のDEEP SQUADの雰囲気が見られると思いますよ。僕が気になるのは、歌詞を話し合っているシーン。ボツになった歌詞もホワイトボードに書いてあるので、ちょっと恥ずかしいかも……(笑)。よく見ると、こんな風に変わったんだってわかると思います。

宇原:僕らも新メンバーだからって遠慮せず、ガンガン言わせてもらっていて。自分たちで意見を出して作品になるっていうことが初だったので、勉強になりました。僕が出した意見はボツになっちゃいましたけど……(笑)。

TAKA:あの日、「決まるまで帰れま10」っていうテーマがあったんですよ。

杉山:ありましたね。僕のも使われなかったんですけど(笑)、自分が出した意見から派生して別のアイデアが出て、という形で歌詞になって、それが楽曲として配信に至ったのはすごく光栄でした。

比嘉:その場で意見を出しながら作りあげていくっていう作業は初めてでしたが、ひらめいて出た意見が意外と良かったりしたんですよね。その場にいたスタッフさんとかも「こういうのどうですか?」って意見を出してくださったりして、みんなで作っている感じがあって面白かったです。

ーー全員が一丸となってでき上がった曲なんですね。そんな「AMAZING DAYS」で2021年スタートを切られた皆さんですが、この1年でやりたいこと、目標をお聞きしたいです。

YUICHIRO:やっぱり第一にはファンクラブの皆さんにDEEP SQUAD 6人で直接お会いできるイベントをやりたいですね。それからライブツアーを回って、6人を深く知っていただけたらなと考えています。今の社会情勢が改善された時には、企画をたくさん考えて直接会いに行きたいという気持ちでいっぱいですね。「いい曲がありすぎて困ってます」っていうくらい曲もできているので、タイミングを考えて出していきたいです。

TAKA:今直接会えない分、楽曲のリリースはもちろんYouTubeやTikTokなど、別の形でも皆さんにお届けできるエンターテインメントも常に考えています。そういう角度からも楽しんでもらえるように頑張っていきたいです。

DEEP SQUAD

DEEP SQUAD & EXILE TETSUYA
DEEP SQUAD「DEEP SQUAD & EXILE TETSUYA」

■楽曲情報
DEEP SQUAD「DEEP SQUAD & EXILE TETSUYA」
1月18日(月)配信
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