BEYOOOOONDS 清野桃々姫プレイリスト連載「ひめぷれ」第1回
BEYOOOOONDS 清野桃々姫プレイリスト連載「ひめぷれ」スタート! 1月は「聴けばとにかくハッピーになれる曲」
BEYOOOOONDS 清野桃々姫によるプレイリスト連載「ひめぷれ」がスタート。ブログで毎回目覚まし音として洋邦問わず様々な楽曲を紹介するなど、グループ内でも音楽好きとして知られる清野。同連載では、そんな清野に毎月あるテーマに沿ったプレイリストを紹介してもらう。1月は「聴けばとにかくハッピーになれる曲」をテーマに9曲をセレクトしてもらった。果たして清野にとっての“ハッピーソング”とは?(編集部)
新年を迎えた1月は「聴けばとにかくハッピーになれる曲」をセレクト!
・aiko「Power of Love」
・Mom「ハッピーニュースペーパー」
・STUTS「夜を使いはたして feat.PUNPEE」
・Foorin「パプリカ」/米津玄師「パプリカ」
・M・S・J「ハッピー・ジャムジャム」
・Official髭男dism「HELLO」
・aiko「蝶々結び」
・フレデリック「飄々とエモーション」
・東京事変「透明人間」
突き抜けるような歌声ってまさに藤原(聡)さんのこと
ーー第1回目ということで、まずは清野さんが音楽を好きになったきっかけを教えてください。
清野桃々姫(以下、清野):母が洋楽が好きなこともあって、小さい頃から家でずっと音楽がかかってたんですよ。洋楽から童謡までいろんなジャンルが流れてました。主にブラックミュージック系のアーティストが多かったです。R&Bとかヒップホップとか。
ーーそうなんですね。ブログではその日の目覚まし音を紹介していますが、目覚ましを日毎に分けるようになったのはいつ頃からですか?
清野:自粛期間でおうちで過ごす時間が増えたので刺激が欲しかったんです。試しに『おかあさんといっしょ』(NHK総合)で流れてた「ブンバ・ボーン!」をかけたら踊りながら起きれてすごく楽しかったんです! そこからいろんな音楽の目覚ましをかけるようになりました。
ーープレイリストの選曲はいかがでしたか?
清野:めっちゃ迷いました! 私自身、こういうプレイリストをすでに作っていて。200曲ぐらいある中から選びました。そのプレイリストには、ヒップホップだと梅田サイファーさんとかも入っています。Creepy Nutsさんが大好きなんです。あとは、バンドだとKing Gnuさんとか。同世代の方だとRed Eyeさんも聴きます。同い年ぐらいなのに活躍されていてすごいです!
ーー好きな音楽のジャンルが幅広いですよね。新しい音楽を見つけるにあたって参考にしてるものはありますか?
清野:サブスクから見つけることが多いですね。サブスクを使っていると、関連アーティストが出てくるので、その方のアルバムを聴いたりしています。私的なルーティンではあるんですけど、アルバムの7曲目が好きになることが多くて。新しいアーティストに出会ったら、まずは7曲目を聴きますね。
ーー今回の選曲をみてみると、“歌”の要素が強い楽曲が多いように思います。
清野:そうですね。歌詞が抽象的なものというよりは、聴き流しても言葉が自然と入ってくるような曲を選びました。
ーーなるほど。では、一曲ずつお話をお聞かせください。まずはaikoさんの「Power of Love」から。
清野:この時期のaikoさんって、まっすぐでがむしゃらな愛の歌が多いんですよね。「Power of Love」はその代名詞だと思って。「好き! 大好き!」っていう力があるなって。とにかく元気と言ったらこれだと思って一曲目に選びました。
ーー続いては、Momさんの「ハッピーニュースペーパー」。この曲に出会ったきっかけは?
清野:この曲は、YouTubeの「あなたへのおすすめ」で知りました。歌詞も曲もおしゃれなんですよ。その上、サビで〈おめでとう人類/よくやったぞ人類〉って褒めてくれるんです! それが私にとってはとにかくハッピーなんです! ブログでこの曲を目覚ましとして紹介したときに、「こんないい曲に出会えたのは初めてだよ。ありがとう!」ってコメントしてくれた人もいて。歌詞の力、曲の力もあってかっこいいなって。
ーーYouTubeからも新しい音楽を取り入れているんですね。
清野:「あなたへのおすすめ」に出てきたものは絶対聴くようにしています。すっごくいい出会いをたくさんくれて、「あなたへのおすすめ」には感謝してるんです。
ーー続いて3曲目は「夜を使いはたして feat. PUNPEE」。このプレイリストでは唯一のラップ曲ですね。
清野:このあたりでヒップホップ入れてみようかなって思って! この曲ってあたたかいトラックの中で強度のある言葉を入れているんですよね。軽快なフロウだけど、実際はすごく重要なことを歌っていたりしていて好きです。
ーー選曲する上で、やはり歌詞は重要なんですね。
清野:そうですね。この一文にどういう意味があるんだろうって考えるのが好きです!
ーー続く「パプリカ」は、Foorinと米津さんどちらのバージョンも選ばれていますね。
清野:Foorinさんバージョンは言わずもがな元気になりますよね。アレンジとしては、米津さんの方が好みで、イヤホンで聴くとすごく気持ちいいんです。メンバーにも聴かせました。
ーーMomさん「ハッピーニュースペーパー」然り、米津さんバージョンの「パプリカ」もまたヒップホップを基盤にしたチルアウトなトラックで、清野さんのルーツに近い楽曲ですよね。
清野:おしゃれな楽曲が好きなんですよね。あと、元気になりたいときの音って必ずしもはつらつとしたものではなくて。リラックスできるものも、私の中ではハッピーになれる曲の一つです。
ーー先ほど「ブンバ・ボーン!」の名前が挙がったりもしましたが、続いては、しまじろうコンサート連動曲「ハッピー・ジャムジャム」です。
清野:この曲は山﨑夢羽ちゃんから教えてもらったんです。BEYOOOOONDSでも流行っていて、この曲のMVを見ながらみんなで踊ってました(笑)。私、小林私さんも好きなんですけど、最近出されたカバーアルバム(『他褌』)に「ハッピー・ジャムジャム」が入っていて。小林さんの声ってファンキーで力強いんです。その声で「ハッピー・ジャムジャム」を歌うと別の曲に聴こえて、この曲がさらに好きになりました!
ーー続いて、Official髭男dism「HELLO」はいかがですか?
清野:深夜ラジオをよく聴くんですけど、ある日筋トレしながらラジオを聴いてたらこの曲が流れてきて好きになりました。「めっちゃいい汗かいた〜」ってフレッシュな気持ちになります(笑)。
ーーこの曲はどのあたりが特に好きですか?
清野:藤原聡さんの声がすごく好きで。突き抜けるような歌声ってまさに藤原さんのことだなって。声を聴くだけで笑顔が浮かんでくるんです。
ーーブログでは藤原さんの声を「めちゃめちゃ白い!!!」と紹介していましたね。
清野:「ニットの帽子」ですね。私、共感覚があって文字とか音に色がつくんです。「ニットの帽子」は寒さを感じるような曲で、音と声が合わさったときに感じた印象が「白」だったんです。「HELLO」は「黄色」って感じがしました。