日向坂46、飛躍を遂げてアイドル界の“オンリーワンな存在”に? 2020年の活躍を振り返る

 新型コロナウイルスの感染拡大で大きなダメージを受けた音楽業界。CDショップが臨時休業したりライブは中止・延期になったりと、縮小を余儀なくされた。ただ、日向坂46にとって2020年は、「飛躍の1年」と呼べる年ではないだろうか。

日向坂46『ひなたざか』(通常盤)
日向坂46『ひなたざか』(通常盤)

 もちろん彼女たちもツアーが行えなかったり、握手会が開催出来なかったり、夢だった東京・東京ドーム単独公演が延期になるなど、目の前にはさまざまな困難が訪れた。今まで行ってきた当たり前が、“当たり前”ではなくなり、エンターテインメント業界がネットに活路を見出すなど変化を求められた。

 しかしそんな中でも日向坂46のメンバーはグループのモットーであるハッピーオーラを体現するかのように、笑顔でメディアの前に登場し続けた。冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)は早い段階でリモート収録に切り替えていたが、ここでも持ち前のバラエティ力と団結力を武器に、普段と変わらぬ笑いをオードリーとともに生み出し続けた。外出自粛を求められ多くの人が閉塞感を抱える中で、日向坂46の元気な姿が毎週観られるというのは、おひさま(※日向坂46ファンの呼称)にとってなによりの喜びとなったはずだ。

 今年のグループの大きなトピックを振り返ってみると、2月には坂道研修生から髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の3名が新3期生として日向坂46への配属が正式決定。同期の上村ひなのとともに3期生楽曲「この夏をジャムにしよう」をフレッシュにパフォーマンスする姿はグループの明るい未来を感じさせた。また同月、2019年6月より体調不良により活動を休止していた濱岸ひよりが復帰した。復帰後に発表された楽曲「青春の馬」では、センターを務める同期の小坂菜緒と感動的なダンスを繰り広げ、多くのおひさまの涙を誘った。そして5月には影山優佳が活動再開を発表。復帰後、影山のサッカー番組などで活躍する姿は目を見張るものがあった。22人の仲間が集い、行った7月の配信ライブ『HINATAZAKA46 Live Online, YES!with YOU!~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~』では、日向坂46の楽曲をもとに組み立てられた物語をパフォーマンスと語りで表現するというオンラインならではの試みを行い、画面の前のおひさまに新たな可能性を示した。

 8月にはドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』全国公開。9月には改名後初のアルバム作品『ひなたざか』をリリースした。グループ自体は怒涛の展開を見せる中でもそれぞれのメンバーはソロとしても雑誌に番組収録にと活動の幅を広げ、テレビやコンビニなどで“日向坂46メンバーの顔を見ない日はない”という位の大活躍を続けた。

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