Da-iCE 花村想太、4オクターブの歌声が今求められる理由 リスナーを虜にするボーカル力を“5つの要素”から解説

Da-iCE 花村想太、4オクターブの歌声が今求められる理由 リスナーを虜にするボーカル力を“5つの要素”から解説

 昨今、多くのダンス&ボーカルグループが音楽シーンに台頭してきた。その中でも注目したいのは、Da-iCEだ。Da-iCEは2014年にメジャーデビューをした、5人組ダンス&ボーカルグループ。コツコツと実績を重ね、18thシングル表題曲「DREAMIN’ ON」がアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)のオープニングテーマに、「CITRUS」が連続ドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)主題歌に抜擢。ドラマとの相乗効果もあり、同曲は音楽系サブスクで800万回を越える再生数を叩き出しているほか、歌ネット「注目度ランキング」で3週連続1位を獲得。過去には米津玄師、BUMP OF CHICKEN、あいみょんなど、国民的な人気を誇るアーティストも記録していたが、そこに続く5組目のアーティストとしてDa-iCEが並んだ。さらに、『DREAMIN’ ON』を第1弾として、今年8月からは“五感で感じるエンターテインメント”をコンセプトにした6カ月連続楽曲リリースもスタート。12月に第5弾となる『EASY TASTY』をリリースし、2021年1月には第6弾となるオリジナルアルバム『SiX』の発売も控えている。

Da-iCE /「SiX」Teaser #1

 こうして勢いに乗るDa-iCEの中で今、最も高い注目を集めているのが、大野雄大とともに歌の面から支えている花村想太だ。彼の歌声は聴く人を虜にし、群雄割拠のダンス&ボーカルグループの中でも突出した存在感を発揮している。一度耳にすれば必ず記憶に残る彼の歌声には、どんな魅力が詰まっているのだろうか。

 花村の歌を評する際、「男性では珍しい4オクターブの高音ボイス」というワードが度々使われる。この言葉の通り、彼の歌声の魅力の一つは「高音域の綺麗さ」だ。例えば、20thシングル表題曲「image」ではラストのサビ前部分でこれまでにない高音を披露。本人も公式Twitterで「私、今回限界に挑戦しています。試聴部分で聴けますが、恋ごころの一番高いところのキーで言うと7つ上のG5という音を出しております。フェクミーアウト(「FAKE ME FAKE ME OUT」」)よりも高い。本番で出ないかもレベルですが、、、限界に挑戦しました!!!!でも、永遠の愛を叫ぶのにピッタリだと思ってそうしました!!」とコメント。これぞ花村の真骨頂と言える美しい高音ボイスを堪能できる1曲だ。さらに彼のすごいところは高音だけでなく、低音もしっかり出るところ。深みとも取れるふくよかな響きがあり、高音パートとは違った歌の味を楽しめる。

Da-iCE / 「image」Image Video

  2つ目は「ピッチとリズムの正確さ」。Da-iCEはツインボーカルということもあり、1曲の音域が広い。YouTuber・ヒカルの動画で、アカペラカラオケで95点を取るまで帰れない企画に挑戦していたが、花村は1発で96.521点を叩き出すという神業を見せている。さらに、21thシングル表題曲「CITRUS」を例に取ってみよう。同曲はミディアムテンポのロックバラードだが、音程の上下が頻繁にあり、バラードだからこそリズムの取り方も難しい。だが、花村はそれをやすやすとやってのけている。ボーカルもダンススキルを求められるDa-iCEだが、絶妙なリズムを取ることもお手の物なのである。「CITRUS」の中でも、さらにキーがひとつあがるラストサビ〈離さないって決めたから〉に至っては、花村の突き抜けるような高音の美しさが発揮されている。TikTokには、花村が同フレーズのキーをひとつずつ上げていくチャレンジ動画をアップしているのだが、そこからもその凄さが見て取れるだろう。

Da-iCE / 「CITRUS」(日本テレビ系日曜ドラマ「極主夫道」主題歌) Lyric Video

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