超ときめき♡宣伝部が語る、改名&新体制初アルバムで深まったグループの絆「日本のときめき不足は私たちが解消します!」

超とき宣、改名&新体制で深まった絆

 今年4月に超ときめき♡宣伝部と改名、新たに菅田愛貴をメンバーに加えてパワーアップした超とき宣が、12月23日に現体制での初のアルバム『ときめきがすべて』をリリース。クリエイターとして、KANA-BOONの谷口鮪、オメでたい頭でなにより。、BiSHなどを手がける松隈ケンタなどが参加し、バラエティ感溢れる楽曲群で、超とき宣の全方向の魅力が詰まった作品になった。これまでの道のりを振り返りながら、アルバムに込めた気持ちと共に、今の熱い思いを語ってもらった。(榑林史章)【最終ページに読者プレゼントあり】

とき宣の赤として強い気持ちが芽生えた瞬間

超ときめき♡宣伝部
超ときめき♡宣伝部

ーーグループ名が超ときめき♡宣伝部になって、何がいちばん変わりましたか?

坂井仁香(以下、坂井):名前だけが変わって、自分たちが何も変わらないのでは意味がないと思っています。愛貴ちゃんが入ってよりパワフルになったし、みんなのことを超ときめかせられるようにと、意識が大きく変わりました。名前に負けないように、パフォーマンスも超格好良く、超可愛く、超全力でやるように心がけています。

辻野かなみ(以下、辻野):名前負けしたくなくて、いろいろな面で意識が高まりました。私は、特に美容に対する意識とか。

杏ジュリア(以下、ジュリア):愛貴ちゃんが入って、グループ名まで変わるとは思っていなかったから、発表された時は驚きました。超が付くという展開は意外で、「なるほど、そうくるのか」と思いました。

小泉遥香(以下、小泉):“超”って、前向きさがある言葉だから、ポジティブ思考の私たちに、ぴったりの改名だったなと思います。今では超がないと物足りなく感じるくらいです。

菅田愛貴(以下、菅田):私は4月の改名と同時に加入したんですけど……。超という言葉が、自分の背中を押してくれました。みんなについて行くのではなくて、私がみんなを引っ張るくらいの気持ちでいなきゃダメだなって。

坂井:10月の『超ときめき♡宣伝部のZepp Haneda(TOKYO)で待ち合わせね!』と、11月の『行くぜ!LINE CUBE SHIBUYAからお届け!超ときめき♡宣伝部!』では、初めて私たちのライブを見てくれた方がすごくたくさんいらっしゃって。改名の効果はあったと思うので、このままギュンッ!って行きたいです。

ーーLINE CUBE SHIBUYAのMCで坂井さんは、「最終的にはオペラハウスでやりたい」と言っていましたね。

吉川:「音速(ソニック)アドベンチャー」という曲の歌詞に、〈ライブハウス ホール アリーナ ドーム オペラハウス やがて世界進出〉というフレーズがあって。

坂井:思わずそれが口から出ちゃったんですけど、でもそのくらいの気持ちでいるべきじゃないか、と思うんです。言霊も大事だと思うので。

小泉:ただ、アイドルがオペラハウスでライブなんて、聞いたことないです。

辻野:そもそも、「どこのオペラハウス?」という話も(笑)。

超ときめき♡宣伝部

ーーシドニーを目指しているのかと。結成からは6年くらい経ちますが、ここまでの道のりの中で、大きかったと思う出来事は何ですか? この時の経験が、今に繋がっていると思う経験とか。

辻野:2016年に大宮ソニックシティで『ときめき♡宣伝部のどきどき♡クリスマスパーティーvol.2』を開催させて頂いたんですけど、それに向けて池袋から大宮の会場までの36キロを、ほぼ1日かけて歩く様子を生配信したんです。大変だったんですけど、その時の達成感は何にも代えがたいものでしたし、みんなで一つの目標に向かって頑張ることの大切さや楽しさを感じましたね。

坂井:今の6人で、またそういうのをやりたいよね。

吉川:ティッシュ配りや合宿もやったよね。こういう挑戦企画は、最近あまりやっていないから、やりたいね。

小泉:山登りとか。

ジュリア・菅田:やりたいです!

辻野:やったら、さらに絆が強くなりそうだね。

ーーもし山登りをして、「もうダメだ~」っていう時に、引っ張ってくれそうなのは誰ですか?

吉川:仁香じゃない?

小泉:仁香って、やる前は弱気だけど、やると決まったら「行くぞ!」ってなるんです。

坂井:私がそういうキャラクターになったのは、きっかけがあって。メジャー2ndシングル『どどどどどりーまー』で4人になった時に、自分のカラーである赤としての役割りについてすごく考えたんです。同じメンバーカラーが赤の、ももクロの(百田)夏菜子ちゃんは、熱くて情熱的なライブをされていて、すごく格好良くて。私には、そういう格好良さや強さが足りないなって、その時に気づけました。それ以前はみんなと楽しくやれていれば良いという感じだったけど、その時に自分がこのグループの中でどうあるべきか、どうやってグループを支えるのかを考えて。「とき宣の赤としてメンバーを引っ張るんだ!」という、強い気持ちが芽生えたんです。

ーー責任感みたいな。

坂井:赤としての責任というか。自分で思っているだけなんですけどね。でも4人になった時は、初めてぶつかった壁だったから、すごくいろいろ考えたんです。

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