NiziU、初のロケバラエティで浮かんだそれぞれの個性 森アナウンサー&指原莉乃にドッキリ仕掛けた第1回を見て

 続いてドッキリを仕掛けられる指原は“虹プロ”の1年間を振り返る偽番組のインタビューという形で呼び出され、メンバー1人ひとりの魅力や“虹プロ”での注目ポイントをスタッフに力説。韓国合宿のミッションでメンバーが披露した細かな表情や振り付けを挙げ、指原は「元々好きだった韓国のオーディション文化と日本のガールズグループが重なってよりハマりました」と語る。中でも一番好きなメンバーとして名前が挙がったのは、MAYUKA。指原はもしMAYUKAがオーディションに落ちたら、個人事務所を作って入れてあげようと思っていたという。Huluで配信されている完全版では、指原がMAKO、RIMA、AYAKA、NINA、MIIHIの魅力を語る地上波では放送されなかった場面も。休養中のMIIHIは番組の収録に参加できなかったが、指原が「パンの話をする時のMIIHIちゃんがめちゃくちゃ好き」と熱弁すると、MIIHIに代わってリアクションをとるMAKOや優しくうなずくMAYAの姿が印象的だった。

 アイドルの先輩でもある指原から向けられる愛情に、照れながらもドッキリを忘れて聞き入るメンバー。だがついにドッキリミッションが始まり、まずはMAYA、MAYUKA、RIMAの3人が背後から指原の姿をチラ見する。MAYAは進んで先陣を切る“肝っ玉かあさん”ぶりをのぞかせた。それでも指原は気づかず、いよいよメンバー全員でドッキリを仕掛ける。無事にNIziUが指原の背後に着くと、後ろを向くように指原をスタッフが誘導。指原が振り返ると、NiziUは「指原さんありがとうございます!」と元気よく挨拶した。森と同じく、指原は言葉を失う。そんな指原にNIziUから質問タイムが。AYAKAがバラエティでも活躍する指原にリアクションの仕方を聞くと、指原は「みんなが思っていることを素直にやるのが一番いい」とアドバイス。NINAの「ものまねが必要かどうか」という質問に指原が「一個あった方がいいかも」と答えると、MAYAは今の時点で得意とするRIOの“陽キャダンス”のものまねを披露。指原もRIOに韓国でのミッション「ICY」(ITZY)で見せた振り付けの一部をリクエストし、最後は指原も含めた全員で「Make you happy」を踊った。

 初めてのロケバラエティで緊張感もありながら、いつもの前向きでエネルギッシュなパワーで収録を乗り越えたNiziU。第1回では彼女たちを愛する森・指原を通して、改めてグループ全体とメンバー個人の特徴や長所が浮かび上がった。次週は、お笑いコンビのチョコレートプラネットが登場。J.Y. Parkのものまねが話題の松尾駿とNiziUがジェスチャーゲームで対決する。

■苫とり子
フリーライター/1995年、岡山県出身。中学・高校と芸能事務所で演劇・歌のレッスンを受けていた。現在はエンタメ全般のコラムやイベントのレポートやインタビュー記事を執筆している。Twitter:@bonoborico

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