ANFiNYが語る、2人で歌うからこそ表現できる“温かさ” 路上ライブの日々から、メジャーデビュー作『僕らの夢』に至るまで

ANFiNYが語る、2人で歌うからこそ表現できる“温かさ” 路上ライブの日々から、メジャーデビュー作『僕らの夢』に至るまで

「歌は自分の喜怒哀楽を伝えられる唯一のもの」(KAZUKI)

ーー5曲の中でもいろんなANFiNYの顔が見れそうですね。そんなお二人にとって「歌うこと」とは何なのでしょうか。

SHOYA:これを言ったら怒られるかなって思うんですけど、さっきもお話しした通り僕はそんなに歌が好きではないんです(笑)。カラオケも行かないし、友達と行ったとしても歌わないし、鼻歌も歌わない。最近の曲もあまり知らなくて、KAZUKIが口ずさんでいるのを聴いて知るんですよ。事務所の人からも「情報の知り方が昭和」っていじられるくらい(笑)。

 でも、この仕事は大好きなんです。なんで僕の歌が成り立ってるかって考えると、聴いてくれるファンの方がいるからなんですよね。しょうがないから歌っているとかそういう意味ではなくて、求めてくれる人がいるから“ANFiNYのSHOYA”が存在している。聴いてくれる人のためなら気持ちを込めて歌いたいと思っています。僕が音楽をやる理由は全部“ファンの方がいるから”で、たぶんファンの方がいなくなったら歌うことはないっていうくらい、ANFiNYのSHOYAはファンの方に生かされています。ファンの方のための喉です(笑)。僕があまり歌うことが好きじゃないって知ったら、残念に思う方もいるかもしれないですけど……。

KAZUKI:みんなわかっとるよ(笑)。

SHOYA:わかってるね(笑)。こういう風に素の自分をさらけ出せるのも、今のファンの方との関係性あってこそ。すごくありがたいです。

ーー先ほどお気に入りで挙げていただいた「僕らの夢」からは、アーティストとして活動していくことへの覚悟のようなものを感じます。でも、歌があまりお好きでないというSHOYAさん自身は、どんな感情で「僕らの夢」を歌ったのでしょうか。

SHOYA:ステージに立ってみんなに届ける曲、“ANFiNYのSHOYA”として歌う曲は好きなんですよね。それは僕という人間と全く乖離しているというか。だから「僕らの夢」はANFiNYの夢、ANFiNYのSHOYAの夢、ファンを含めた“僕ら”の夢という気持ちを込めて歌いました。ファンとアーティストって同じ船に乗っている仲間なんですよ。僕ら2人がその船の船長なので、「僕らは今からあそこに向かうんだよ」って示さないとダメだと思っています。その行き先を示すのが「僕らの夢」なのかなって。

ーー個人というよりも、チームANFiNYとしての感覚が歌に乗っているというわけですね。KAZUKIさんにとっての「歌うこと」はいかがですか。

KAZUKI:僕は、言葉で伝えることが苦手なんです。唯一自分を正直に伝えられるのって、歌しかないんです。歌の中で感情を表現するというか。言葉で言おうとすると、変にカッコつけてしまったり、いい言葉ばっかり並べてしまったりするじゃないですか。そういうのはあまりしたくなくて。どうやったら伝わるかなって考えたら、歌に感情を込めて伝えることじゃないかなって。だから、悲しい時はバラードばっかり歌ってますし、楽しい時はアップテンポの曲ばっかり歌ってます。同じ歌を歌うにしてもその日によって違うから、僕にとっての歌は、自分の喜怒哀楽、気持ちを伝えられる唯一のものです。

ーーリスナーとして他のアーティストの曲を聴くときにも、歌っているアーティストの感情を受け取ることはあるんですか。

KAZUKI:もちろん。僕は歌う時に歌詞をひらがなに起こして、こういう風に歌ったらこう聴こえるとか、自分の出す音をすごく気にするんです。なので、他のアーティストを聴く時も「こういうふうに歌ってるからこの文字が浮き彫りになって聴こえるんだな」とか考えています。特にライブ音源は表情が伝わってきやすいので、自分はどうしたら近い音が出せるのかなって参考にしています。

ーーなるほど。ファンのため、自分の感情を表現するための歌は、もちろんこれからもANFiNYの主軸であることに変わりないと思いますが、歌以外の部分も含めてチャレンジしたいことはありますか。

SHOYA:おしゃべりが大好きなので、自分たちのラジオ番組をやってみたいです。僕らってライブでもMCがめっちゃ長いんですよ。お客さんから新幹線の時間に間に合わないって言われるくらい(笑)。

KAZUKI:客席からこう(巻きのポーズ)やってるもんね。

SHOYA:それも無視して喋ったりして(笑)。2人の掛け合いができ上がっていて自信があるので、おしゃべりの仕事で活かせたらな、と。

KAZUKI:音楽でいったら僕もギターをやってるし、最近SHOYAも始めたので、アコースティックライブとかいいですよね。音源抜きで2人でギターだけ弾いて、落ち着いた雰囲気でできたら嬉しい。この先バラードが増えていったらやってみたいです。そういうライブでもMCは長いかもしれません(笑)。

ーーでは最後に、これからファンになる方へのアピールポイントを教えてください。

KAZUKI:僕らの根底は路上ライブです。デビューアルバム『僕らの夢』を聴いて、いいなと思ってくれたら路上ライブの動画もチェックしてみてください。YouTubeにファンの子達があげてくれている動画がたくさん残っているので、過去のANFiNYも知ってくれたら嬉しいです。

■作品概要
ANFiNY『僕らの夢』
2020年11月25日(水)リリース
初回限定盤(CD+DVD)¥3,500(税抜)
通常盤(CD)¥2,500(税抜)

<CD収録曲>
M1.僕らの夢
M2.ガラスの靴なんかなくても
M3.Dear my friend
M4.Step by Step
M5.LOVE GAME
M6.僕らの夢(Instrumental)
M7.ガラスの靴なんかなくても(Instrumental)
M8.Dear my friend(Instrumental)
M9.Step by Step(Instrumental)
M10.LOVE GAME(Instrumental)

<初回盤DVD収録内容>
『about ANFiNY』

■関連リンク
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SHOYA Twitter
KAZUKI Twitter

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