Travis Japan、HiHi Jets、なにわ男子……ジャニーズJr.総勢67名が『Mステ』集結 パフォーマンス楽曲を解説

「Can do! Can go!」――大人と子どもの狭間の世代感を表現

 もはやジャニーズJr.たちの定番曲となっている「Can do! Can go!」。ジャニーズJr.たち300人以上が集結した『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』でも、同曲で幕を開けていたのは記憶に新しい。そもそも同曲は、V6の2ndミニアルバム『SUPER HEROES』に収録されていた楽曲だ。発売されたのは1998年2月11日、V6がデビューして約2年半経った頃の作品だ。当時、V6はComing Century(カミセン)と20th Century(トニセン)と分かれて活動することも多かった彼ら。最年少の岡田准一と最年長の坂本昌行は11歳の年齢差があったことも、V6の特徴として挙げられていた頃だ。同曲の歌詞を見ると、そんなV6を象徴しているようにも見える。1コーラス目から2コーラス目にいくに連れ、少年から大人、カミセン世代からトニセン世代に成長している。V6の世代間に当てはめられたような同曲は、ジャニーズJr.が歌うと子どもから大人へステップアップしている彼らの現状と重なる部分がある。ジャニーズJr.世代が歌うことで、V6とは一味違う楽曲に仕上がるとも言えそうだ。

 3曲とも楽曲自体が良いことはもちろんだが、ジャニーズJr.だからこそ見せられる魅力もあるだろう。16日20時から、ぜひ放送をチェックしてジャニーズJr.ならではの良さを味わいたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる