fripSide、下野紘、Night Ravens、TRUE……今夜放送の第2回『オダイバ!!超次元音楽祭』、見逃せない注目ポイントは?

TRUEが歌う感動のバラードにも注目

 そして声優アーティストでは、アニメ『鬼滅の刃』の我妻善逸役などで人気の下野紘。前述のangelaがオープニングテーマを手がけたアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』で、主人公のカタリナ・クラエ役を演じた内田真礼が登場する。下野は8月に2ndアルバム『WE GO!』をリリースし、音楽活動の休止も発表している。地上波で彼のパフォーマンスが見られるのは、これが最後の機会になるかもしれない。また、ドラマ『警視庁・捜査一課長2020』にゲスト出演するなど声優以外の活躍もめざましい内田真礼は、11月に11枚目のシングル『ハートビートシティ/いつか雲が晴れたなら』をリリースする予定(今回番組では「youthful beautiful 」を披露)。この日は2人で即興芝居も披露するそうで、ライブパフォーマンスはもちろんのこと、2人の演技スキルの高さやハイテンションのトークにも注目だ。

 他にも、公開中の京都アニメーション映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』主題歌「WILL」を歌うTRUEが出演。『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、昨年悲しい事件に見舞われながらも、それを乗り越えて完成された、世界中の京アニファン待望の作品。TRUEが歌う主題歌「WILL」は、悲しみを乗り越えて前を向く姿と、コロナ禍の今を生きる人々へのメッセージとも感じられるバラードナンバー。映画の映像と共に、TRUEのスケールの大きな歌声が、お茶の間に感動と癒やしを届けてくれるだろう。

 さらに水樹奈々、宮野真守、水瀬いのりが前回に引き続き出演する他、声優の枠を超えた演奏スキルで昨年ドームライブを開催した『BanG Dream!(バンドリ!)』シリーズ発のガールズバンド・Poppin’Party、男性声優5人組のSparQlewが出演。秋の夜長、ぜひ注目のアニソンや声優と共に過ごして欲しい。

■榑林史章
「山椒は小粒でピリリと辛い」がモットー。大東文化大卒後、ミュージック・リサーチ、THE BEST☆HIT編集を経て音楽ライターに。演歌からジャズ/クラシック、ロック、J-POP、アニソン/ボカロまでオールジャンルに対応し、これまでに5,000本近くのアーティストのインタビューを担当。主な執筆媒体はCDジャーナル、MusicVoice、リアルサウンド、music UP’s、アニメディア、B.L.T. VOICE GIRLS他、広告媒体等。2013年からは7年間、日本工学院ミュージックカレッジで非常勤講師を務めた経験も。

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