5thシングル『思い出せる恋をしよう』インタビュー
STU48 今村美月&瀧野由美子&石田千穂&薮下 楓&立仙百佳&高雄さやかが語る、グループが迎える新たな展開
自分たちが前に進むための”お別れ”
ーー石田さんから見たMVの注目ポイントを教えてください。
石田:広島県呉市の港で撮らせていただいたダンスシーンです。スカートが珍しい形をしているので、回った時にかわいく映っていると思います。
ーー広島出身の石田さんは呉市の港に行ったことはあるんですか?
石田:はい。おばあちゃんの家が近いんです。
ーーおばあちゃんの家が映っているとか。
石田:いや、映ってないです(笑)。
ーー状況が落ち着いたら観光してほしいと思いますか?
石田:ダンスシーン以外のシーンが撮影された御手洗町は(重要伝統的建造物群)保存地区になっていて、街並みがとてもキレイなんです。落ち着いたらぜひ観光に訪れてほしいなと思います。
今村:御手洗は安心感があって、ずっと歩いていたい場所。ほんわかした気持ちになれるんです。
ーー撮影中のエピソードがあれば教えてください。
薮下:私と千穂ちゃんとみちゅ(今村)とこうこちゃん(田中皓子)の4人が一緒の撮影グループだったんですけど、路地を歩きながら高校時代の話をしているシーンは、「楽しそうな雰囲気が出ていればいいから」と言われて、全然関係ない話をしたんです(笑)。
石田:そうそう。「ここは〇〇さんの家で」と勝手に決めていたよね(笑)。
薮下:そのシーンではナチュラルな4人を観ることができると思います。
石田:うん。100点のシーンだと思います。
薮下:そうだね。自己評価は高めで(笑)。
ーー高雄さんは100点を出せました?
高雄:え⁉ どうでしょう……。
石田:2番の最初のほうで立仙ちゃんを取り合いっこしてるようなシーンがかわいかったよ。
高雄:ありがとうございます。立仙ちゃんに告白の仕方を教えるシーンで、みんな緊張していたんですけど、工藤理子ちゃんの明るさに救われて楽しく撮影できました。
ーー観客を入れたライブはまだ難しい状況ですが、石田さんは7月7日に配信限定でソロ公演を行ないましたよね。
石田:無観客なので「本当にひとりだな」と感じたんですけど、公演自体できてない時期が続いていたので、配信という形でもみなさんに観てもらえることはありがたいなと思いました。
ーー通常の公演とパフォーマンスは変えたんですか?
石田:普段だったら近くの席から遠くの席まで、ひとりひとりに目線を送ろうと思うんですけど、今回はいらっしゃらないのでカメラマンの方にどうレスを送ろうか考えてました。観てくださるファンの方は「いっぱい目が合ったよ」と思ってくれたんじゃないかと思います。
ーー王道を中心にした構成でした。
石田:観ている方が「楽しい」と思ってくださることを最優先に、自分らしさを届けたいという気持ちで歌いました。
ーーその公演には薮下さんも参加されたんですよね。
薮下:生誕祭のお手紙を読ませていただきました。すごく楽しい公演で、千穂ちゃんは「アイドルのプロ」だなと思いました。ダンスの先生と私はカメラの横に座っていたんですけど、1回も私のことを見ないんですよ。本当にファンの方にレスを届けていたんだなって(笑)。
石田:それは恥ずかしかったから(笑)。
ーー5thシングルには石田さんと薮下さん、2人のユニット曲が収録されているんですよね。
薮下:はい。いい意味で“ふうちほ”らしくない曲だよね。
石田:私たちの新しい一面を見てもらえると思いますし、秋にピッタリの曲になってます。
ーー船上劇場での定期公演が来春に終了することが発表されて、STU48は新しい展開を迎えようとしています。
今村:船上劇場での公演が終わることを聞いた時は寂しい気持ちもあったんですけど、自分たちが前に進むための”お別れ”でもあると思うので、これまで船では回りにくかった地域でも公演を行なって、瀬戸内7県を盛り上げることができればいいなと思ってます。
ーー最後に瀧野さんからメッセージをお願いします。
瀧野:このタイミングで5枚目のシングルが出せること自体がありがたいことで、スタッフのみなさんに感謝しています。CDを買っていただいた方とオンラインで楽しめる企画もあるので、手に取っていただけるとうれしいです。『思い出せる恋をしよう』をたくさんの方に聴いていただきたいと思います。
■リリース情報
『思い出せる恋をしよう』
発売:2020年9月2日(水)
価格:各¥1,591+税
形態:CD+DVD
初回限定盤 <Type A>
初回限定盤 <Type B>
通常盤 <Type A>
通常盤 <Type B>
劇場盤