『I-LAND』、3ユニットによる勝負で本格的なデビュー争いがスタート 最初の脱落者はゴヌ
BTSらの所属するBig Hit EntertainmentとCJ ENMによるアイドル育成を目指すサバイバルリアリティ番組『I-LAND』。最終的に選ばれる7人への道を賭けたPart2も2回目の放送を迎え、本格的なデビューに向けての争いがスタートした。
今回のテストでは3つのユニットが別々の曲で勝負。事前に行われた小ミッションでの勝者3人がそれぞれユニットのメンバーと曲を選び、ユニットの順位がつけられる。テストの結果により全体から1人が脱落することとなるが、1位となったユニットは全員が脱落を免れることができるというルールのもと行われる。
小ミッションの勝者、タキ(TA-KI)は「FAKE LOVE」、ジョンウォン(JUNGWON)は「I NEED U」、ケイ(K)は「DNA」とそれぞれBTSの楽曲を選択した。
Part2からは、最下位になると“降格”ではなく“脱落”となってしまうためそれぞれ個人が抱えるプレッシャーは大きい。個人として受ける評価を重視せざるを得ないがゆえに、どう自分を出していくかで悩むメンバーも見られた。
練習過程で各チームに不安な点が残る中、中間発表ではBTSの振付師であるソン・ソンドゥクからの指導を受けることに。他のチームからの期待度が高かったケイ率いる「DNAチーム」は良い評価は受けられず、上位の証であるバッジをつけたメンバーが3人いる「FAKE LOVEチーム」も、絶望的な評価を受けることになった。表情から動作まで全員の粗が目立ち、さらにリーダーであるタキは役割の重さとチームについて行けていないことに指摘を受けてしまう。落ち込むタキを慰めるユニットのメンバーたち。ユニットの年長であるヒスン(HEESEUNG)はタキの話を聞き、アドバイスをして精神面で支える様子を見せた。勝ち残った12人がそれぞれを理解し合い支え合おうとする様子、お互いを尊重する様子がPart1の時よりも強くなっているように見受けられた。
テストのトップバッターは「DNAチーム」。これまでのテストでの実力者が揃っているため、審査員からの期待も大きい。チーム内で考えの相違によりうまくいかない部分もあったものの、話し合うことでチームの士気を高めた。Big Hitのパン・シヒョク代表からは爽快で楽しいステージだったとのコメントをもらい、ソン・ソンドゥクからも改善が見られて良かったという全体的には高い評価を受けたが、細かい改善点も挙げられた。また、期待に対するほどのステージであったのかと疑問のコメントも見られた。
2番目に披露することになったのは「I NEED Uチーム」。BTSの転換点となったこの曲は、審査員たちにとっても感慨深く思い入れの強い1曲だ。力強いダンスの中に切ない感情をうまく表現できるかが鍵となる曲のため、表情や細かい部分までソン・ソンドゥクから助言を受けた彼らだったが、当日に受けたフィードバックにより本番直前まで不安が残ることとなってしまった。
審査員からの評価は、切ない曲のはずが十分に表現できておらず怖い雰囲気になってしまっていた、などあまり理想通りとはいかなかった。実力はあってもステージ上でそれを出し切れなければ意味がないという、Part2ならではの厳しさも垣間見える評価に。