山下智久&V6、『HEY!HEY!NEO!』パフォーマンスの見どころは? ステージ演出やパフォーマンスへの期待
「勤続25年の男たちの、新作。」のコピーで世間をざわつかせたV6。今回の出演では、9月23日に発売を控えた通算52枚目のシングル曲「It’s my life」を披露するのではないだろうか。
同曲は、井ノ原快彦が主演を務めるドラマ『特捜 9 season3』(テレビ朝日系)の主題歌に起用されている。avex公式YouTubeチャンネルでは、MVが公開。都会のビルの屋上と思しきロケーションで、時々空を仰ぎながら気持ちよさそうに歌う6人の姿がある。
10代の頃からアイドルとして駆け抜けてきた彼ら。酸いも甘いも知るアラフォーのいまだからこそ出せる、心の余裕を感じた。なにより、清々しい表情を浮かべ楽しそうに歌う姿には、やみくもに励ますでもなく、肩の力を抜こう、と手をひいてくれるようなパワーがある。
V6の魅力といえば、ダンスもその一つ。同チャンネルで公開中の「All For You」のMVでは、ダンスシーンが豊富に盛り込まれている。輪になって踊るイメージが強いかもしれないが、若い世代とは違ったしなやさと熟練の表現力で魅せる、アーティスティックな世界観を持つ。“一糸乱れぬ”という堅苦しさはなく、かといってバラバラでもない。わずかな個性の重なりに統一感が出ているのは、メンバー間の関係性の表れなのだろう。
誰一人欠けることなく、25年という長い月日を共にしてきた6人。歌って踊れてトークも面白い、勤続25年の男たちはどんなステージをみせてくれるのか。
ダウンタウンとの共演も久しぶりとなる両者。パフォーマンスはもちろんのこと、忖度のない質問に鋭いツッコミと、ダウンタウンと繰り広げるトークも楽しみの一つ。今回は“MUSIC CHAMP”と題しているだけに、コンサート活動が思うようにできないこの時勢に、ライブ感が味わえるのではないかと期待している。『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』の流れを汲む番組ならではのトークとパフォーマンスのギャップを楽しみたい。
■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。