『I-LAND』第5回、代表対決で高まる結束力 第4の評価テスト“最後の12人”は視聴者によるグローバル投票&個人戦に
Big HitエンターテインメントとCJ ENMによるアイドル育成リアリティ番組『I-LAND』が第5回目の配信を迎え、練習生たちは最終的に生き残る12人を決めるための重大な局面に立たされた。
前回から続いて3つ目の評価テストである代表ユニット対決から始まった今回の放送。ボーカルテストの軍配は「I-LAND」の代表チームに上がった。「GROUND」チームの評価も74点と上々だったものの、踊りながら歌うパフォーマンス時の安定感が評価された「I-LAND」チームが81点を獲得し、7点差で勝利をつかんだ。
この“7点”という差に対してプロデューサーたちは“逆転可能な点数”としてグラウンダーたちに期待を寄せていた。ボーカル対決の結果を受けての対決となるダンスグループのパフォーマンスは、大きな緊張感に包まれる。
先行は「GROUND」チーム。実力者のNIKI(ニキ)のパワフルさとよく表現された感情、そしてメンバー交代に対応しついていったJAEHO(ジェホ)、ストリートダンスを得意とするNICHOLAS(ニコラス)の3人によるステージは総合的に高い評価を得る。ニキのダンスにはやはりアイランダーたちからも感嘆の声が漏れていた。
それに対する「I-LAND」チーム。彼らの“勝利を掴みとる”という意志の強さが伝わってくるパフォーマンスに。代表の中に当初メンバーだったJAY(ジェイ)の姿はなく、代わりにSUNGHOON(ソンフン)の姿が見えた。チームのバランスや実力を見て、K(ケイ)の提案で交代したようだった。
ジェイとソンフンは最初のユニットステージを組んだ仲間であり、長年の友達。2人ともお互いのことを気にかけながらの交代となった。全員の想いを背負い、細部や表情まで気を遣ったステージは圧巻だった。ケイの創作パートも含め審査員たちからの評価は良く、総合得点は154点。
ニキのリードや全員のダンスのライン、曲の解釈など良い点は多くあったものの、「GROUND」の総合得点は139点という結果に。これより降格も充員もなしという結末にアイランダーは安堵の、グラウンダーは悔しい表情を見せることとなった。
しかし彼らの披露した完成度の高い舞台には、審査員のプロデューサーたちも「みんなが日々発展してしていること、自分の意思に沿ってやっていることを評価する」とコメントした。また、印象的だったのは対決が終わった後の彼らの姿だ。
ステージに立った代表メンバーたちはチーム関係なくお互いをたたえ合い、自分たちの場に戻れば待機していた他のメンバーたちが帰ってきた彼らを大いに称賛していた。ステージに立ったのは代表の5人にもかかわらず、全体の結束力が高まっているように見えた。