『I-LAND』仲間との涙の別れ、代表メンバー対決……増していく“サバイバル感” 第4回を振り返る

『I-LAND』第4回を振り返る

 7月17日に4回目の放送を迎えた、BTSが所属するBig Hit EntertainmentとCJ ENMによるアイドル育成リアリティ番組『I-LAND』。今回の放送はより“サバイバル感”のあるものとなった。

 前回、約半数の“アイランダー”メンバーが入れ替わって挑んだのは、BTSの「FIRE」が課題曲の評価テスト。今回の放送は、それに続くグラウンダーたちによる「FIRE」のパフォーマンスから始まった。中間発表を見に行ったプロデューサーのRAINの心配とは裏腹に、彼らが見せたのはまさに全てを燃やしているかのような熱い舞台。息のぴったりと合ったダンスブレイクには振付師で審査員を務めているソン・ソンドゥクも驚きの表情を見せ、努力を賞賛するような微笑みを見せた。

 また、アイランダーと比べても評価できるその完成度と彼らのエネルギーに審査員全員が圧倒されていた。特に褒められていたのは表情で、グラウンダーの表情には統一感があり、そこに魅力を感じたようだった。

[ENG] [I-LAND/4회] 두 번째 테스트_팀워크 ♬ 불타오르네(FIRE)_GROUNDER 200717 EP.4

 一方「I-LAND」では個人評価の点数上位6名が発表され、70点以上を獲得したEJ(ウィジュ)・SUNOO(ソヌ)・TA-KI(タキ)・SEONGHUN(ソンフン)・HEESEUNG(ヒスン)・K(ケイ)の名前が呼ばれた。驚いたのは、上位6名のうち3名が前回まで「GROUND」にいたということだ。88点という高評価で1位を獲得したケイにはルール通り、投票で降格となる4人のうち1人を救うことができる降格免除権が与えられた。しかし、この権利を使うとその次に票を多く受けた練習生が降格となる。

 投票までの2時間、多くの練習生が不安とともに悩んだ。彼らは自分が落とされるかもしれないという不安と、自分の票によって自分の仲間を「GROUND」に追放してしまうかもしれないという恐怖と戦わなければならない。

 投票の結果選ばれたのはYOONWON(ユンウォン)・TAEYONG(テヨン)・SUNOO(ソヌ)・JUNGWON(ジョンウォン)の4人。ケイは、自分の持つ免除権について「弟のようであり学ぶことが多いタキがもし選ばれてしまったら、これを使いたい」と言っていたが、「実力と考え方にリスペクトがある」という理由でジョンウォンにこの権利を使うことにした。しかし、なんとその次に多く票を受けていたのはタキだった。

 ジョンウォンを救ったことによりタキの降格が決定。その結末と他の練習生との別れの辛さで、「I-LAND」全体に練習生たちの泣き声が響いていた。

 「GROUND」からは、歌詞の表現力や曲に合ったアクティングとエネルギーの強さがポイントとなりKYUNGMIN(ギョンミン)・JAY(ジェイ)・JAKE(ジェイク)・YOUNGBIN(ヨンビン)の4人が昇格。

 彼らを迎えて行われる評価テストは、全体ユニット。「メンバーが“チーム”のために何を犠牲にできるのか」というプロデューサーであるパン・シヒョクの言葉通り、今回は全員がパフォーマンスをすることはできない。舞台に立てるのはボーカル2人とダンサー3人のみで、それぞれ別のステージを行い「I-LAND」vs「GROUND」で代表メンバー対決を行うというもの。“グラウンダー”が勝利すると“アイランダー”と6人が入れ替わり、“アイランダー”が勝利すればメンバーの入れ替えはないというルールだ。

 ボーカルチームの課題曲はそれぞれBTSの曲で、どちらも高音を美しく出す必要のある難易度の高いもの。ダンスチームの課題曲は3つのパートで構成され、中にはプロデューサーであるRAINの代表曲も含まれていた。

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