Leola&JAY’EDが語る、ウエディングソングに込めた想い「二人で誠実に未来を見据えるようなものに」

Leola&JAY’EDが挑んだ“愛の歌”

 7月7日、七夕の日にLeolaが「ふたり feat.JAY’ED」を配信リリースする。コラボのお相手は、ジャパニーズR&Bシーンを牽引するJAY’ED。Leola初のLDHアーティストとのコラボであるこの曲は、心地よいグルーヴ感と、未来を見すえる芯の強さも感じさせるウエディングソングとなっている。

 これまでいくつもの「恋の歌」を歌ってきたLeolaが初めて挑む「愛の歌」は、どのように生まれたのか。そして、数々のアーティストと組んできたJAY’EDから見たLeolaの可能性について、じっくりと話を聞いた。(満島エリオ)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

Leola 『ふたり feat. JAY‘ED 』リリックビデオ

お互いの長所が活かせた楽曲

Leola

――お二人はどのように出会ったのでしょう?

Leola:私は学生の頃からJAY‘EDさんの曲を聴かせていただいていたので、遠い憧れの存在でした。JAY‘EDさんがLDH事務所に移籍してこられた時に、同じソロシンガーだったのもあってお話させてもらうようになり、仲良くさせていただくようになりました。

JAY’ED:たまにライブも一緒になったり、共通の知人がいたりして親近感も湧いて。

JAY’ED

――今回のコラボのきっかけは?

Leola:いつかJAY‘EDさんと曲を作ってみたくて、お声がけできないかなと思っていたんです。2020年はコラボもやってみたいと思っていたので、昨年末にご一緒した時に、酔った勢いも借りて、「来年やってくれますか」と直談判しました。その時は快く「やろうよ!」と言ってくれたんですけど、年始にもう一回連絡したら忘れられていて(笑)。でもやりたいね、と言っていただいたので、「じゃあいつ空いてますか?」って私から熱心にお願いしました。

JAY’ED:(年始に連絡がきた時は)忘れてる自分に焦りました。でも、「一緒に曲作ろう」と言っても結局形にならないことの方が多いので、もう一度言ってくれたのが嬉しかったです。それに、やりたくない相手だったら、僕は酔っていたとしても言わない。彼女を近くで見ていて、自分1人では作れないものが作れるんじゃないかと感じていました。

――実際に曲を作ってみて、化学反応はありましたか?

Leola:お互いの長所が活かせました。今まで自分がやってきたアコースティックの良さや、明るいけど切ない感じに加えて、自分にはないJAY’EDさんのメロディ感覚も出ているし、アレンジの面でもアイデアをたくさん出してくださって、いい折衷になってるなと思います。

Leola「結婚がゴールじゃないし、ハッピーなことばかりじゃない」

――今回、ウエディングソングを作ろうと思った理由はなんでしょう?

Leola:今まで「恋の歌」は作ってきたんですけど、「愛の歌」はあまり作ったことがなくて……。作りたいと思っていた中で、自分も結婚をリアルに感じられる年齢になって、結婚していく友達も増えて。でも、結婚式に呼んでもらっても行けないことも多かったので、曲を作ることでちゃんとお祝いしたいと。自分1人で作る考えもあったんですけど、結婚は1人でするものじゃないので、2人で歌うことでどちら側の気持ちもちゃんと書けるということで、JAY‘EDさんに提案しました。

――ご自身の結婚というより、人に贈る曲のイメージでしょうか?

Leola:どっちもですね。堂々とプロポーズして欲しい自分の理想も含んでいます。周りの女の子も、相手にプロポーズをやり直させたりした強い子が多いので(笑)、ここで一つ素敵な(プロポーズの)形を残しておこうと。

――この曲からは、少し切ない印象も受けました。ウエディングソングはハッピーなイメージもありますが、このテイストにした理由は?

Leola:作っていく中で、よりドラマチックにしたいという気持ちが高まっていったんです。サビは特に、ただハッピーなだけじゃなく、二人で誠実に未来を見据えるようなものにしようと思いました。

JAY’ED:僕は、自分の楽曲ではもっと切ない歌や落ち着いたものが多いので、Leolaさんの太陽のような明るい光のパワーを分けてもらいたいなと。このフィーチャリングだからこそできるものを考えながら、「こういうテイストはどうか」と投げかけたりしました。

――歌詞も、結婚そのものの幸福より、末長く一緒にいたい、という内容ですね。

Leola:結婚がゴールじゃないし、ハッピーなことばかりじゃない。そこも二人で乗り越えていこうよっていうのが、結婚への決意だと思うんです。ただ「幸せだね」じゃなくて、噛み締めて進んでいけるような曲がいいなと思っていて。だからこそJAY’EDさんにはかっこいい歌詞にしてもらいました。

――この曲がLDH wedding(LDHが手がけるウエディング事業)とも関わってくると面白いですね。

JAY’ED:誰か結婚するなら歌いに行きます!

Leola:行きたいです!

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる