窪田ミナ、全曲書き下ろしによるアルバム『Rain』リリース  『泣きたい私は猫をかぶる』サントラも発売

 窪田ミナが、7月22日にアルバム『Rain』をリリースする。

 作曲編曲家、プロデューサー、ピアニストとして活動する窪田ミナは、新作アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』やテレビアニメ『マクロスΔ』、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』などの数多くの作品の音楽を担当。『Rain』は窪田ミナによる書き下ろしピアノ楽曲を集めた作品となっている。

 なお、Netflixにて全世界配信公開中の長編アニメーション映画 『泣きたい私は猫をかぶる』のオリジナルサウンドトラックも7月1日より発売中だ。

コメント

沢田 穰治(音楽家)

彼女の穏やかな音の波に包まれてしまう瞬間、印象的な絵画の音世界に誘われている自分に気づきます。 それは毎日起こる奇跡によって生かされそして永遠に受け継がれるであろう生命の畏敬。そしてそれぞれが命 を終え土に戻っていく定めの中で生かされていることを。 彼女の音楽の深いところにあるその本質「ものの哀れ」にふと触れてしまいます。寂しさの感情からか、喜び の感情からか、わからない感情のまま彼女の音に身を委ねていると自然と涙がこぼれ落ちてきます。 しばらくは早起きして朝靄の残る時間『Rain』を聴く日々を過ごそうと思っています。

佐藤 順一(アニメーション監督)

『Rain』に納められた曲たちを聞きながら、いつしか物語における雨というものについて考えていた。雨がド ラマの中で印象的に使われる事が多いのは、悲しさにも憂鬱さにも、やさしさにも情熱にも、さまざまな感情 に寄り添うことができるからだろう。 そういえばビアノもそうだ。窪田さんのビアノから生まれて、耳を通して見えてくる風景は実に多彩だし、穏 やかな中にも生命力を感じさえする。今、目の前にあるとるにたらない普段の風景にまで光を添えてくれるよ うだ。確かに雨は、そして音楽もまた生命の源なのかもしれない…そんな事を思いながらもうしばらくこのメ ロディに浸っていたい。

鈴木 さえ子(音楽家)

彼女の作るタベストリーのように複雑に楽器や和音が絡み合ったオーケストレーションの大ファンですが、8 8鍵(ベーゼンドルファー290だから97鍵?)のビアノの音色だけで作り上げる窪田ミナさんの音楽は、 シンブルなビアノ曲こそ一番魅力が発揮されると、今回のアルバム『Rain』を聴いて感じた。 なぜって、たった10本の指で、雨の雫の響き、霞む空気やツンと冷たい香り、水たまりにひろがる波紋、そ んな景色が映像で見えてくるから凄い。 『マクロス Δ』で初めて共作した時に、リレー式で仕上げた作業場で、「こんな感じ?」とさらりと完璧な ミナワールドをシンブルなビアノの一筆書きで弾き、あーだこーだと長時間悩んで作る私はその迷いのなさに 驚いた。 まさにアンテナにストンと落ちる感じ。 多分彼女は自然界と対話ができる選ばれた音楽家なのだと思う。羨ましい。

石川 慶(映画監督)

雨の日の朝、電車の窓から外を見ると、いろんな風景が見えるじゃないですか。初々しい若いカッブルから、 少し気だるそうにあくびしてるサラリーマン、水たまりで遊んでる子どもたち、高架下に見える色とりどりの 雨傘。 窪田さんの音楽って、そういうあたりまえの風景に潜んでいる美しさ、哀しさ、可笑しさみたいなものをすく い上げてくれる魅力があるんですよね。 そして、電車を降りるときには、清々しい『Sky』がそっと顔を出している、そんなアルバムです。

ラスマス・フェイバー(音楽家)

“Mina Kubota and I have known each other for some time now, and worked together on a few occasions, and I was even lucky to perform in live project with her! But, writing this comment while listening to her album, I instantly realize that I really want to work with her more, since she is such a lovely composer, and person! The piano album “Rain” is beautiful, please check it out!! 窪田ミナさんとは、もう結構長い間知り合いで、何度か一緒に曲を作らせてもらったこともあるし、僕のブラ チナジャズのライブにも参加してくれたことがあるんだ。アルバムを聴くと、作曲家として、そして人柄も素 敵なことが即座にわかる。とても美しいビアノ・アルバムだよ。また一緒に曲作りしたくなったよ!

 山本 むつみ(脚本家)

ミナさんの音楽は、感情の奥深い所に染みこんでくる。 抑えていた思いが大きくうねって溢れ出すのが伝わってきたり、静けさの中にキラキラ輝く喜びが弾けている ようだったり、包み込むように優しい曲調の中に、ふと不穏な気配を感じることもある。 劇中音楽を作っていただいた朝ドラ『ゲゲゲの女房』では、視聴者の方々が、多くのシーンを劇伴と共に記憶 し、愛してくださっている。それは、ミナさんの音楽が、時として台詞よりも雄弁に、シーンの意味と登場人 物の感情を物語ってくれるからだ。 ミナさんの音楽は、ドラマを連れてくる。 11 曲で構成されたアルバム『Rain』は、一曲一曲が別々の世界のようでもあり、全体が一つながりのドラマ のようにも思える。雨音、物思い、喜びの記憶、小さな後悔、とめどなく流れる時間、失われることのない希 望……。彩り豊かな様々な感情を伴ったシーンが、音楽の中から立ち上がってくるようだ。 幾度も幾度も繰り返し聞いて、ビアノが語りかける物語に耳を傾けていたい。

窪田ミナ『Rain』

■リリース情報
『Rain』
7月22日(水)
¥3,000+税
01.Rain レイン (a)
02.Eleven イレブン (b)
03.Rêve レーヴ (e)
04.Caprice カプリス (b)
05.Flow フロー (e)
06.amagasa アマガサ (c)
07.Rendezvous ランデブー (c)
08.Hourglass アワーグラス (e)
09.madoromi マドロミ (a)
10.Twilight トワイライト (d)
11.Sky スカイ (d)

Composed, Arranged and Performed by Mina Kubota
Mina Kubota played the Bösendorfer Model 290 Imperial Concert Grand Piano #42394

Produced by Mina Kubota Recorded and Mixed by Naoto Shibuya (PYXIE LLC)
Recorded at CRESCENTE STUDIO and Sound City SETAGAYA

(a) on 17 March 2015, Piano Tuner : Atsushi Tomono, Assistant Engineer : Kei Izawa
(b) on 29 March 2015, Piano Tuner : Kouki Mizushima, Assistant Engineer : Kei Izawa
(c) on 18 April 2017, Piano Tuner : Kouki Mizushima, Assistant Engineer : Keisuke Anan
(d) on 28 June 2017, Piano Tuner : Kouki Mizushima, Assistant Engineer : Keisuke Anan
(e) on 31 May 2019, Piano Tuner : Kazumi Sasaki, Assistant Engineer : Keisuke Anan

Mixed at NESTO by Pyxie
Mastered by Wataru Ishii (ONKIO HAUS)

Executive Producer & Artist Management : Nobuyuki Oikawa (PYXIE LLC)

■関連リンク
Mina kubota公式HP

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