THE RAMPAGEの派生ユニット MA55IVE THE RAMPAGEとは? 5人のパフォーマーを突き動かしたグループへの熱き思い
ボーカルの川村壱馬、RIKU、吉野北人、パフォーマーのLIKIYA、陣、神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨という16人編成で、EXILE TRIBEの中でも唯一無二の存在感を放つTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。その活動は歌やダンスに限らず、演技、DJ、ファッションなど多岐に渡り、メンバー一人ひとりの個性の強さがグループをさらなる高みへと導いている。そして、2020年、パフォーマー5人から成るヒップホップユニット・MA55IVE THE RAMPAGEが誕生。2020年2月には、第1弾作品となる配信シングル曲「Determined」がリリースされ、先日同曲のリリックビデオが公開された。今話題のMA55IVE THE RAMPAGEとは一体何者なのだろうか? 改めて紹介していこう。
16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEにおいて、リーダーのLIKIYAを中心に、浦川翔平、鈴木昂秀、山本彰吾、神谷健太といったパフォーマー達がレギュラーパーソナリティを務める、ラジオ番組『RMPG DOPE STATION』(block.fmで毎週月曜日に放送中)。MA55IVE THE RAMPAGEとは、その5人がマイクを握るヒップホップユニットだ。ラジオ『RMPG DOPE STATION』を聴くと、最新ヒット曲からコアな過去曲まで幅広く紹介している彼らの知識に毎回驚かされるが、それもそのはず、メンバーの多くが幼少期からヒップホップやラップに触れて育っている。たとえばLIKIYAは、アメリカ人プロボクサーの父親の影響で幼少期からヒップホップを聴いて育ち、CrazyBoy(ELLY/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)を兄に持つサラブレッド。THE RAMPAGEのライブでもDJ Sho-heyとして観客を沸かせてきた浦川は、小学生の頃からDJとしてテレビに出演していた元天才キッズで、90年代のヒップホップミュージックに造詣が深い。最年少の鈴木は、小学5年生の頃にダンスの先生の影響でヒップホップミュージックと出会い、それ以来ずっとヒップホップに夢中だという(参照:block.fm)。そんな彼らが実際にラッパーとしてステージに立つまでに、そう時間はかからなかった。
MA55IVE THE RAMPAGEの歴史は、初の単独ホールツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 “GO ON THE RAMPAGE”』からすでに始まっている。当時はLIKIYA、浦川、鈴木、山本に加えボーカルの川村壱馬が参加しラップチームとしてパフォーマンスしていたが、翌年の『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”』からは川村に代わって神谷が加わり、現体制に。今年2月、2~3年の下準備を経て「Determined」のリリースを発表すると、今年2月に幕を開けた『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2020 “RMPG”』(2月27日以降の公演は新型コロナによる政府の自粛要請に従い中止および延期)では、満を持してMA55IVE THE RAMPAGEとしてステージに降臨した。MA55IVEというユニット名は、EXILE HIROとVERBAL(m-flo)が名づけたものだそうで、浦川曰く「(THE RAMPAGEの2nd)アルバムタイトルを『MA55IVE』にしようか『THE RIOT』にするか悩んでいたらしんです。それで、アルバムが『THE RIOT』になったので、ラップチームを“MA55IVE”にしようということになったらしい」(参考:TVfan)とのこと。それほど重みのある名前を背負っていることからもわかるように、メンバーの自主性や夢を大事にしながらも、あくまでも“グループのために何ができるか?”という想いに突き動かされている派生ユニットと言えるだろう。