BTS RM、SUGA、J-HOPE、JIMIN……YouTubeでの配信から見えた個性と近況 新アルバムへの期待も

 4月18日、19日に行われたオンラインコンサート『BANG BANG CON』が大盛況に終わったBTS。世界中のARMYがコンサート映像を通してデビューからの歴史を辿れる、ファンにとっては最高の2日間になった。また、コンサートの合間に流れた、最新の姿が見られる映像もファンの間で話題に。

BTS『MAP OF THE SOUL:7』

 そんな彼らが以前から届けてくれている個人放送は、最新の姿を見ることができるコンテンツとしてファンの中で親しまれている。デビュー前の練習生時代に始めたLOGからファンとの交流の場として生配信するVLIVEまで、テレビやコンサートとは少し違うリラックスした彼らに会うことができるものになっている。

 そしてBTSが新しく始めたのが、YouTubeでの生配信だ。4月17日に突然始まったこの配信は、これまでにメンバー7人のうち4人が1人ずつ行っている(5月3日時点)。

 1人目はリーダーのRM。個人の作業室で行われた配信は、彼にとって馴れた場所で話しているせいか、終始落ち着いた雰囲気に包まれていた。また、放送の序盤で父親から電話がかかってくるというハプニングがあったが、電話の話し方から彼のプライベートな雰囲気や家族に対する誠実な態度が見れたのも魅力的だった。

200417 RM

 RMはまず、ファンたちも気になっていた配信に至った理由を話してくれた。コンサートの中止や延期が長引いてしまったため、何かお互いの日常を共有できるコンテンツを始めたいと思ったことがきっかけだったようだ。「一緒に勉強したり本を読んだりするのもいい」という、今後の彼らしい放送が楽しみになるコメントもしていた。

 そしてファンにとって1番大きな発表だったのが、新しいアルバムに向けて動き出したということだった。まだリリース時期は未定で、今後の配信ではその制作過程も見せてくれるようだ。

 最後はお気に入りの曲をかけて放送を締めたが、曲はRobert Glasper Experimentの「Always Shine」。次のアルバムの楽曲制作のヒントにもなっているかもしれないので、ぜひチェックしておきたい。

 RMの1週間後に行ったのはSUGA。大きなキャンバスに絵を描きながら話していくという独特なスタイルの放送だった。抽象画が好きだと語った彼は、初めて描くにしては大きすぎたかなと言いつつも、音楽制作と同じように思いのままに進めていく様子を見せてくれた。

200424 SUGA

 アルバムの制作に関しては、メンバー内で担当を決めてスタートしたとコメント。総括マネージャーの他にビジュアル担当マネージャー、音楽担当マネージャーなどを決めたそうだ。BTSは以前から自分たちだけで制作してみたいと言っていたため、ファンにとっても嬉しい報告となった。

 また、最近は色々なことを勉強していると言っていたSUGAだが、翌日のVLIVEの配信では心理カウンセラーの勉強の一環として心理学と哲学を学んでいると話した。放送中には完成しなかった絵については、完成したらどこかで共有してくれるそうなので楽しみに待ちたい。

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