嵐、Instagramを通じてファンを楽しませる様々な取り組み メンバーの個性とグループとしての魅力も
Instagramの公式アカウントをもつ嵐は、ジャニーズ事務所の一員としてのみならず、彼ら独自の方法でファンとの繋がりを持ち、次々と新たな試みを行っている。
4月17日には、リモートでインスタライブを配信。20日からスタートした新企画『INSTAGRAM STORY TAKEOVER』では、メンバーが日替わりでストーリーを更新している。「5人そろって」が叶わない現状においても、やはり嵐は強い。さまざまな取り組みを通し、改めて見えてきた嵐メンバーの「個」の魅力、そして嵐というグループの魅力に迫る。
外出をできるだけ控え、3密を避けるべき今、5人そろってのライブ配信はできない。17日に行われたインスタライブでは、松本潤がホスト役となり、ひとりずつメンバーにつないでリモート配信を行った。
インスタライブにまず登場したのは、大野智。名作『タイタニック』を改めて見たという話や、料理事情についての話題に。大野は元来、何事にも器用な上、とことん突き詰めるタイプ。それは、彼のパフォーマンスを見ていれば分かる。天才型でもあり、努力家だ。そのため料理にも凝るようだが「最終的に普通のカレーが一番うまい」というのが、庶民的な感性を持つ彼らしい。「知り合いから竹の子をもらった」そうで、後日のストーリー更新では、お手製の「竹の子餃子」と「竹の子ご飯」を投稿。まさに「大野の近況」が分かる、インスタライブとストーリーの上手な活用だ。大野は、ファンの知りたいポイントをしっかりと押さえてくる。「幸せ智」「Happy Ohno!」のコメントとともに、コミカルな表情を見せた。
続いては二宮和也が登場。一部で起こっている、医療業界で働く人々やその家族に対して、差別的な言葉を投げかけるという問題について触れ、医療従事者や、その家族への配慮を言葉にした。
嵐のファンの間では「末ズ」の愛称で親しまれる松本と二宮だが、デリケートな話題に臆せず言及。二宮は「悪いのはウイルスだから」と、想いを語った。
ファンの質問に答える場面では「パズドラのアシスト」について例を用いて説明。また、筋トレ事情に話題が及んだためか、ストーリー更新では『5×20』ライブの際の、メンバーとの筋トレ写真をアップ。「あの頃にように鍛えなければ…!」と、誓いの言葉が添えられていた。
櫻井翔はとにかくハイテンションで、笑ってしまうほどカメラに近い。ハキハキと喋り倒し、元気な姿を見せた。
普段、料理をしない櫻井は、外食ができない今、松本が宣伝している「うちのごはん」に感動したそうで、アツく想いを伝える場面も。ほかにも二宮×松本の会話の流れを継いだファスティングダイエットの話や、おすすめのピアノ練習曲についてなど、盛りだくさんの内容となった。
ライブで櫻井が行う定番の挨拶をリクエストされると「家のほう、調子はどうだーーー!」と特別バージョンで応じる場面も。
ストーリー企画では、メンバー最後となる土曜日に登場した櫻井。ファンも熱望していたとおり、ピアノ演奏を披露した。「全くの未完」としながらも、映画『グレイテスト・ショーマン』から「A Million Dreams」の一部を披露。ピアノに向かうななめ後ろ姿に、ファンからはときめきの声があがった。