SixTONES、予定調和に収まらないトーク炸裂 『オールナイトニッポン』初回放送を振り返る

 人気ジャニーズグループのSixTONESがパーソナリティを務める『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)が、4月4日にスタートした。今年1月22日に、念願のCDデビューを果たした6人。デビュー後、初の冠レギュラーラジオ番組となるが、そんなことを微塵も感じさせない、勢いのある放送となった。

 それもそのはず、彼らはこれまでも公式YouTubeチャンネルにて『すとーんずのらじお』と称し、ラジオ形式の動画をいくつも投稿。ライブ配信の経験もある。さらに、髙地優吾、松村北斗のふたりは、同番組の直後に放送される『オードリーのオールナイトニッポン』のリスナー(=リトルトゥース)であることが明かされた。

SixTONES【すとーんずのらじお】ライブ配信 from YouTube Space Tokyo

 髙地は『スクール革命!』(日本テレビ系)にて、長年オードリーと共演しているものの、自分がリトルトゥースであることはこの日まで伏せられていた(それが「粋だ」とオードリーも番組内でコメント)。さらに、松村はリトルトゥースとして全コーナーにメールを送っているというエピソードからも、ラジオ愛がひしひしと伝わってくる。

 そんなトーク経験も、ラジオへの想いも揃ったタイミングでの『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』。とはいえ、初めて彼らの声をラジオで聞く人にとっては、6人の聞き分けが難しいだろう。ということで、初回放送はランウェイ式で1人ずつメンバーがブースに登場するという斬新なスタイルでスタートした。

 MC役を務めるのは、「ラップ担当&ピンクの髪」と自己紹介をした田中樹。「こいつらが、SixTONESだ!」の掛け声と共に、ビリー・アイリッシュの「bad guy」の重低音が響き渡る。最初に現れたのは、身長184cmとも4m超とも噂される長身のジェシー。アメリカ人の父を持ち、英語が堪能。「どうも、SixTONESの寺田心です」と、突発的なボケでさっそくかき乱していく。

 続いて、登場したのは「その歌声はSixTONESの宝」とアナウンスされた京本大我。京本政樹の実の息子である、まさに芸能界のサラブレッド。6人の中でも最もキャリアがあるにも関わらず、ブース内を猛ダッシュするという、まったくラジオでは伝わらないボケを披露。そんなフワフワなところが、ファンからは「姫」とも呼ばれる所以。

 そして、先述した通りリトルトゥースであることを明かした松村は、『オードリーのオールナイトニッポン』リスナーなら、思わずニヤリとしてしまう「ちょうだいよ、バカタレ!」のフレーズを叫んで登場。加えて「なんとなくリーダーに選ばれた」最年長の髙地もブース内へ。最後にジャニーズ入りした髙地がリーダーというフラットさが、このグループのバランスの良さを表している。

 ラストに飛び出したのが、最年少の森本慎太郎。最近『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)にも出演し、浜辺の海藻を躊躇なく口に運び、貝を獲ろうと冷たい海にも半袖短パンで潜っていく野性味溢れる大胆な言動で話題を呼んだ、ワイルドボーイ。だが、森本もジェシーに負けず劣らずのボケたがり。脳天から高い声を出して挨拶をして、せっかくの声を聞き分けてほしいと願って設けられたランウェイ自己紹介が水の泡に……。

 そう、決して予定調和になんて収まらないのが、SixTONESのトーク。「番組の愛称を決めよう」と田中が言うなり、「“あいしょう“っていうのは哀川翔さんとは関係ない?」と京本がボケずにはいられない。「違います、だったら俺“あいしょう“とか絶対言わない」と田中がツッコみをしているそばから、「どうも、哀川翔です」とジェシーがモノマネをぶっこむ始末。さらに「髙地モノマネうまくなったね」と髙地がまさかのモノマネドロボーに。田中はリスナーが混乱すると考え「髙地じゃない。ジェシーだよ」とすかさず訂正。

 すると森本が「しゃべっていいですか? 僕も同じこと考えてました」とニヤリ(の顔が思い浮かぶ声)。「わざわざ、そんな間を作ってしゃべんないで」と田中がツッコミ終わらないうちに、今度は京本が「京本と森本はね、ちっちゃいころから、仲いいですから!」と嬉しそうに報告していく自由っぷり。

 ボケ合戦がいったん落ち着き、番組の愛称を決める狙いを説明する田中に、今度は松村が「(最初に決めるほうが)円滑だと思うよ」と賛同したかと思えば、またもやジェシーが「やろうよ、だから、ぜひ!」と大ボケをかまし、「だから、やるんだって!」と田中が一括。「やるのか! HAHAHAHA!」とジェシーの必殺技である、誘い笑い100%の“HAHAHA”笑いが飛び出すのだった。

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