JO1の“おしゃれ番長”佐藤景瑚、安定したパフォーマンスと溢れるセンス クールな裏に隠された人間味が愛されポイント
彼らは一気に日本のトップまで駆け上がっていくのかもしれない。そう感じたのは、オリコンのシングルランキングを見た時だ。3月4日に発売されたJO1のデビューシングル『PROTOSTAR』がウィークリー1位に輝いた。しかも人気アーティストを抑えての1位である。他にも、本屋に並ぶ雑誌の表紙には「JO1」という文字が踊り、朝の情報番組にメンバーが度々出演、公式SNSも頻繁に更新された。まさにこの1週間は“JO1祭り”であった。この勢いをそのままに活躍し続けてほしいと願い、JO1メンバーの魅力を一人でも多くの方に知ってもらうため、これまで豆原一成、川西拓実、金城碧海、河野純喜、白岩瑠姫、川尻蓮、大平祥生の7人を取り上げてきた。8回目となる今回はグループのおしゃれ番長、「ジラ」こと佐藤景瑚に注目したい。
佐藤は愛知県・名古屋市出身、1998年7月29日生まれの21歳。181cm・60kgというバツグンのスタイルに、現在は金髪がトレードマークになっている。『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!/TBS系)のレベル分け評価では、安定したダンスと他の練習生からも「上手い」と称賛された歌唱力でAクラス評価を勝ち取った。その後、壁にぶつかってたくさんの涙を流しながらもポジションバトル、グループバトル、コンセプトバトル通して個人順位はすべて3位以内を獲得。さらに回を重ねるごとにパフォーマンス面でもビジュアル面でも成長を遂げ、多くの人を魅了してきた。最終的には7位となり、デビューを掴み取ったメンバーである。
そんな佐藤はグループの中でも特に多才な人物と言えよう。例えばダンス。『PRODUCE 101 JAPAN』ではBTSの「DNA」、EXOの「Love Me Right」、「クンチキタ」(オリジナル曲)とテイストの違う曲を披露。それぞれの雰囲気に合ったパフォーマンスをしてきた上に、デビューシングル収録曲の「La Pa Pa Pam」でもラップをしながらダンスをするという新しい姿を見せてくれている。また絵心もあり、JO1の冠配信番組『JO1 HOUSE』(GYAO!)のロゴも佐藤が手掛けている。ファッションにも精通しており、JO1メンバーからも「オシャレ」と口を揃えて言われるセンスもある。ステージ上では緊張で口数が少なくなることから、なんでもやってのけるクールな人物だと思われがちだが、フタを開けるとなんとも人間味溢れる愛すべきキャラなのだ。