すとぷり ななもり。×るぅとが語る、葛藤や悩みを越えて向かうネクストステージ「良い意味で変わり続ける、挑戦し続けたい」

すとぷり ななもり。×るぅとインタビュー

 ななもり。、さとみ、ジェル、ころん、莉犬、るぅとからなる6人組の動画配信エンターテインメントユニット、“すとぷり”が2ndフルアルバム『すとろべりーねくすとっ!』をリリースする。昨年7月にリリースした1stフルアルバム『すとろべりーらぶっ!』が累計出荷15万枚を超え、オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得。同年9月にはメットライフドームにて2デイズ公演を開催するなど、小中学生を中心に高い支持を得ている彼の人気を探るべく、“すとぷり”のリーダーであるななもり。と自ら楽曲制作も手がけるるぅとにグループの現在地を聞いた。(永堀アツオ)

ななもり。、るぅとが考える“すとぷり”にしかない良さ

【MV】アモーレ・ミオ/すとぷり

――“すとぷり”にとって2019年はどんな1年になりましたか。

ななもり。:努力と挑戦をし続けた怒涛の1年でした。3月に初めてのミニアルバム『すとろべりーすたーと』を、7月には1stフルアルバムをリリースして。ライブ活動も今まで活動してきた中で一番多い1年でした。僕たちが挑戦する意味があると信じた目標のために6人でちゃんと努力して、見てくれるリスナーさんの期待に応えることができた1年だったと思います。

るぅと:駆け抜けた1年だったなと……。生放送やライブや、いろんな新しい挑戦もたくさんしてきて、応援してくれてるみんなに、新しい“すとぷり”を見せることができた1年だったんじゃないかなと思います。今年はもっと駆け抜けられるように頑張りたいですね。

――ライブに関していうと、4月に幕張メッセ(『すとろべりーめもりーvol.7』)、6月はNHKホール(『すとろべりーめもりーvol.8』)、夏は初の全国ツアー(『すとろべりーめもりーvol.9』)を開催しました。どんどん規模が拡大して行ってますね。

ななもり。:僕たち自身は規模感が拡大することへの喜びというのはあまりなくて、声を上げて応援してくれるリスナーさんの期待に応え続けたいっていう思いの方がずっと強いんですね。会場の規模感が大きくなることで、最前のお客さんと後ろのお客さんに声が届くスピード感の違いみたいなものも感じていて。そういう部分は、喋り方をもっとゆっくりにする……とか。ステージのセットやライブの構成をそもそも変えていくべきなのか……とか。中身からパフォーマンスについても悩み続けた1年でした。

るぅと:嬉しいことに、みんなが来たいと声を上げてくれたから、会場が少しずつ大きくなって。数字がすべてではないんですけど、会場が大きくなっていくっていうことは、目に見える成長でもあって。こんなすごい場所でできたんだねっていうことを、今応援してくれるみんなと僕たちとで一緒に目に見える形の結果として残せたことは、良かったなと思ってます。

――ご自身たちとしては、どうしてこんなに人気が出たんだと考えていますか。

ななもり。:活動の種類、量が他の方と比べて物凄いボリュームだというのは胸を張って言える部分の1つです。知っていただける入り口もたくさんあるし、色んなジャンルの活動をしているので1つに飽きてしまっても別な活動で楽しむこともできる。1度離れてしまってもまた帰ってきたくなるような、“すとぷり”にしかない良さがたくさんあると思います。

 僕たちの活動や思いをちゃんと受け取ってくれて、声を上げ続けてくれたリスナーさんがいたおかげで、ここまで色んな活動に挑戦することができました。いろんな挑戦をしようと考えるとき、僕たちは、ネット活動を疎かにしないっていう目標を決めていまして。生放送やSNS、動画で求められることにもちゃんと努力し続けたからこそ、みなさんに喜んでいただけて、新しい方にも知っていただけたのかなと思います。

るぅと:たくさんの活動者さんがいると思うんですけど、自分たちのことを応援してくれている人たちのことを楽しませようっていう気持ちは、絶対に誰にも負けないなっていう自信があります。なーくんの言う通り、応援してくれるみんなが喜んでくれるなら、ちょっと大変なことでも絶対にやろうね、頑張ってみんなを楽しませようねっていうスタンスで活動していて。その気持ちは誰にも負けない、自分たちの強みかなって思います。

――最初にななもり。さんは自分たちのことを「アーティストではない」と言ってました。もともとは、2016年6月に歌い手やゲーム実況者、配信者で結成されたグループで、現在は“ネットアイドル”と呼ぶ人もいます。ご自身たちとしてはどう捉えてますか。

ななもり。:肩書きは無くてよいのかなと……。僕たちは、アーティストでもYouTuberでも、歌い手でもないし、生放送だけで活動している訳でもないんですよね……。そういった“括り”にとらわれずに、応援してくれるみなさんに喜んでもらえることは全部できたらいいなと思っています。

るぅと:メンバーも一人一人やっていることが違うんですよね。だから、何かにとらわれて、みんなに喜んでもらえるような活動ができなくなってしまうよりも、喜んでもらえることならなんでも挑戦できる状態でいたいなって言う気持ちは、なーくんと一緒ですね。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる