『PRODUCE 101 JAPAN』発のグループ JO1、メンバーの特徴は? パフォーマンススキルに注目

グループに綺羅びやかなスパイスを、存在感を放つメンバー

 JO1はグローバルな活躍を目指すという名目のもと結成されたグループだ。そのためには、見る人を引きつける力も必要になる。その点で秀でているのは大平祥生、川西拓実、白岩瑠姫だろう。大平は、実にマルチな才能の持ち主だ。歌も、ダンスも、ラップもでき、バトルではかわいらしい姿もクールな姿も見せてきた。どんなテイストでもそれに合った自分を見せることができるのである。変幻自在に自分を操れる彼は、グループにとって大きな戦力になるだろう。一方川西は全てが未経験とは思えない成長ぶりを見せ、ビジュアルセンターに選ばれたほど。『PRODUCE 101 JAPAN』の最終回、「GrandMaster」では表情や仕草、振りなど“味付け”が多々盛り込まれていた(今西正彦とのハイタッチに沸いた人も多いはず)。そして、甘いルックスと美しい佇まいの白岩は見る人を引きつける力の塊。最終順位発表で名前を呼ばれてもクールに微笑み、国民プロデューサーに手を振りながら花道を颯爽と歩く姿はカリスマと言わずして何と言えよう。彼ら3人がいることで、より多くの人々の目をJO1に向けることができるのではないだろうか。

 『PRODUCE 101 JAPAN』最終回後の囲み取材で、プロジェクトリーダーである崔信化氏が「すぐに世界に通用するわけではない。まずは日本で実力をつけてから世界でツアーができれば」と話していた。改めてメンバーを振り返ると、ラップや、より高い歌唱力、英語力などまだまだ磨くべき点はありそうだ。しかし、過酷な戦いを勝ち抜けてきた彼らのことだ。デビュー時には我々がさらに驚く成長ぶりを見せてくれるに違いない。

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