『PRODUCE 101 JAPAN』、JO1としてデビューする11名が決定 最終回でも個性豊かなステージ披露

 12月11日、『PRODUCE 101 JAPAN』がついに最終回を迎えた。これまでは動画配信サイト・GYAO!にて配信されていたが、最終回はTBSでゴールデン番組として生放送された。番組冒頭では同番組で国民投票によって新たに誕生するボーイズグループの名前が“世界の頂点を目指す”という意味である「JO1」になると発表された。また、デビュー後の活動としてすでにソフトバンクと広告契約したことや、2020年の春にデビューシングルが発売されることも発表され、今後の華やかな活動も期待させた。

『PRODUCE 101 JAPAN FAN BOOK』

 ステージにファイナル評価に進出した練習生20人が登場すると、会場からは割れんばかりの歓声が。緊張した面持ちであったものの、初回放送時から大きく成長した練習生の姿はとても逞しい。番組を通じて様々な魅力を発信した練習生の紹介VTRは個性が溢れ、ここからさらにデビューメンバーが決定されるのは惜しく感じられるほどであった。

 最終デビュー評価1曲目は「YOUNG」。センターは川尻蓮。青と白に統一された衣装は爽やかだ。〈華麗に美しく〉という歌詞のようにしなやかなダンスでありながらも秘めた情熱を感じさせるクールなパフォーマンスだった。見せ場である赤いハンカチーフを上に飛ばす振り付けも印象的で、全体を通して盛り上がった。

 2曲目は「GrandMaster」。  センターは川西拓実。ストリートファッションの衣装にギターのイントロで登場するオーラに圧倒される。ロック調の楽曲に〈We got a crown〉という歌詞などで王者の風格や力強いダンスでアピールした。

 SPECIAL STAGEとしていきものがかりの「さよなら青春」のカバーも披露。先ほどのデビュー評価とは変わってカジュアルな衣装で登場した練習生たちがピアノの伴奏に合わせて心を込めて歌うのは新鮮であった。早くも目を赤くする練習生もおり、まさに“プデュ”の卒業ソング、集大成として感動的なステージであった。

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