草なぎ剛×ユースケ・サンタマリア『なぎスケ!』でコンビ復活 “ゆるさ”の中にある誰もが憧れるような絆

 草なぎ剛がユースケ・サンタマリアと共に、新番組『なぎスケ!』(Amazon Prime Video)を始める。12月19日の初回は5話一挙配信スタートというから、ますます楽しみだ。

 “なぎスケ“といえば、2018年3月に終了した“『ぷっ』すま”でお馴染みのコンビ。1998年10月から放送を開始した『ぷっ』すまは、深夜番組ながら最高平均視聴率は16.3%(ビデオリサーチ調べ)という記録を持ち、多くの芸能人も同番組ファンを公言するほどの人気ぶりだった。

 誰もが知るアニメキャラクターや有名人の似顔絵など描けそうで描けない絵で勝負する『新・記憶力絵心クイズ』。風船が割れるなど様々な限界ラインを攻めていく『ザ・ギリギリマスター!』。高級物件に隠された宝物を探す『物件拝見トレジャーバトル』。飲食店などに訪れて売れ筋1位の商品を当てる『ココ1当てまSHOW!』。心拍数などを測るドッキリ計測器を取り付けて挑む『芸能界ビビリ王決定戦』……など、数々の名物コーナーが誕生してきた。

 『ザ・ギリギリマスター!』は、草なぎのYouTubeチャンネル「ユーチューバー草なぎチャンネル」で、水溜りボンドとコラボした際にも取り入れられた。シンプルなのにワクワクしてしまう、ゆるい感じなのにハラハラしてしまう……そんなテイストのゲームをみると「『ぷっ』すまっぽい」と思ってしまうほど、同番組の“らしさ“が私たちに定着していたことを実感した。

水溜りボンドVS草彅剛 ギリギリガチンコ対決!【ななにー】

 また、素なやりとりが多かった同番組では、草なぎの魅力がさらに深掘りされていった。何かといえば「剛はダンスができるから」というユースケ・サンタマリアからの無茶振りに応えようとする健気さ。「画伯」と呼ばれるほどユニークな絵心の持ち主であることも同番組で広く浸透した。

 さらに、女性ゲストやユースケ・サンタマリアに代わり体を張って罰ゲームを引き受ける男気。乱入キャラで番組を盛り上げた江頭2:50に困り顔を見せながらも、最終的には一緒に楽しんでしまうような茶目っ気。そんな草なぎのやさしさや少年っぽい部分が、この番組の人気を支えてきた大きな要因だろう。

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