THE RAMPAGE、パフォーマンスにさらなる磨き 「SWAG & PRIDE」MVなどから魅力を探る

 16人編成という大所帯で、EXILE TRIBEの中でも圧倒的な存在感を放つTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。今年9月12日には結成5周年を記念する『THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 5th Anniversary Special Event』を思い出の地・代々木公園野外ステージで行い、セカンドステージへの一歩を踏み出した彼らが、来たる10月30日、2ndアルバム『THE RIOT』をリリースする。

 THE RAMPAGEのメンバーは、ボーカルの川村壱馬、RIKU、吉野北人。パフォーマーのLIKIYA、陣、神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨。20014年夏に正式メンバーの座をかけて「武者修行」を行った結果、リーダーのLIKIYA、陣を中心に参加メンバー全員でグループを結成した。そして、2017年1月にシングル『Lightning』でメジャーデビュー。同曲はオールマイティーなメインボーカル川村壱馬の勇ましい低音ラップを軸に、表現力豊かなRIKUの澄み切ったハスキーボイス、あどけなさの残る吉野北人のシルキーボイスで次から次へと攻め立て、リスナーを翻弄するような仕上がりに。ダンスに関しても、デビュー当初は“暴れ回る”というグループ名を体現するような“ワイルドでパワフルな群舞”の印象が強かった。しかし、現在はさまざまな経験から得た自信が発言やパフォーマンスに顕著に出ており、縦横無尽に駆け回るようなアグレッシブさは残しながらも、大人の余裕やグルーヴ感、色気を纏ったパフォーマンスもまた、彼らの魅力の1つとなっている。

 デビューからの約3年で、Jr.EXILE世代(GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ)の人気を支えるまでに進化したTHE RAMPAGE。彼らを一躍有名にした作品といえば、現在上映中の映画『HiGH&LOW THE WORST』だろう。『HiGH&LOW』シリーズと人気漫画『クローズ』の世界観がクロスオーバーする本作には、ボーカルの川村壱馬と吉野北人、パフォーマーの鈴木昂秀と龍が出演。『PRINCE OF LEGEND』に続いて2度目の映画出演となる川村壱馬は、主人公の花岡楓士雄役に抜擢され、いつものストイックでクールな印象とはひと味違う、笑顔がチャーミングな熱い男を熱演。花岡楓士雄の幼馴染み・高城司役を演じた吉野北人と共に、メディアに登場する機会も増えた。さらに、THE RAMPAGEの最新シングルの表題曲、は『HiGH&LOW THE WORST』の主題歌に、カップリング曲「FIRED UP」は挿入歌となっており、「SWAG & PRIDE」は『HiGH&LOW THE WORST』の世界観とコラボレーションしたMVが277万再生(YouTube 2019年10月24日現在)を突破。その注目度の高さを窺わせている。

映画『HiGH&LOW THE WORST』10月4日(金)全国公開(予告編)

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