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04 Limited Sazabys『YON EXPO』とは何だったのか 現地で感じたバンドとファンの強い繋がり

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 04 Limited Sazabysが9月29日、さいたまスーパーアリーナにて単独公演『YON EXPO』を開催。同公演は、フォーリミにとってワンマンライブとしては過去最大キャパとなる。ライブはもちろん、様々なアミューズメントで丸一日楽しめる空間を作り上げた彼ら。今回はメンバーが企画に深くコミットし、こだわりを見せたアミューズメントの数々と、ライブレポートの両面から、『YON EXPO』とはなんだったのかを振り返りたい。

『YON EXPO』入り口(写真=Viola Kam (V’z Twinkle))

 開演の1時間半前にはさいたま新都心駅に到着したのだが、けやき広場からつながる『YON PAVILION』の広さと多彩さに驚いた。撮り下ろし写真展「PHOTO EXHIBITION」は長蛇の列で早々に諦め、DAM協賛のカラオケ大会をしばし見る。参加者は男の子、女の子ほぼ半々で得意のフォーリミレパートリーを歌うのだが、集まったオーディエンスは誰もが参加者を応援している。完唱した人には惜しみない拍手が送られる。誰もいいカッコをしようとしないし、バカにもしない。フォーリミのファン同士の仲の良さや空気感が伝わる施策だった。

『麺や おがた』で接客するおがたさん(写真=Viola Kam (V’z Twinkle))

 ギターのRYU-TAプロデュースの「麺や おがた」は好評につき早々に完売。この「麺や おがた」はライブ演出の伏線(!?)にもなっていた。ライブ会場に隣接するもう一方のアリーナである100LVにはグッズ販売にこれまた長蛇の列。午前10時から開場した「YON PAVILION」を満喫し、ライブに備えて階段状のスタンドで休憩しているファンも多数いた。フード類もステーキ丼からケバブ、タイ料理などメニューが豊富で、ワンマンライブとしてはかなりの出店数だ。さらに参加型のアミューズメントが多く、ピンボールやダーツのほかに、野球、サッカーのストラックアウト、バスケットボールはフリースローを決めるとステッカー(参加賞)やトートバッグ(成功景品)がもらえるとあって、何度も挑戦してステッカー全種をコンプリートした猛者も。

 企業ブースも盛況で、中でも目を引いたのがESPによるメンバーモデルのベースやギターの試奏コーナー。女の子がGENモデルのベースを弾く姿をボーイフレンドが撮影してあげたり、真剣にHIROKAZモデルを試奏する男の子がいたり。軽音部や音楽サークルが盛んだった世代より少し若い世代に見えたが、実機に触れたことで楽器やバンドを始めるきっかけになるかもしれない。さらにはフォーリミ仕様のステージセットが組まれたスペースでは記念撮影するグループがひっきりなしの状態だった。

イベントブース(写真=ヤオタケシ)

 カラオケにせよ、楽器の試奏にせよ、臆せず誰もが楽しそうに参加していたのが何より印象的。ロックバンドのライブ前のある種、殺気立った空気を感じないあたりにフォーリミというバンドのキャラクターが反映されているのかもしれない。ちなみにこの日のスタッフはどのエリアの人もスーツにオレンジのネクタイやスカーフをしており、それが万博感を盛り上げていたのだが、それもバンドサイドのアイデアなのだと知った。協賛企業のスタッフも全員そのスタイルなのはあっぱれ。全員参加で協力したくなるのもこのバンドの人柄のなせる技だ。

      

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