HiHi Jets、ファンを巻き込み会場を盛り上げる力 7 MEN 侍とのサマステのステージ振り返る
8月3日から23日まで、EX THEATER ROPPONGIにて『パパママ一番 裸の少年 夏祭り!』のHiHi Jets・7 MEN 侍公演が開催された。夏本番にふさわしい、熱気と勢いに満ちたコンサートの様子をレポートする。
オープニングを飾るのは、HiHi Jetsの代表曲「HiHi Jets」。HiHi Jets以外のJr.も、何度もコンサートやテレビ番組で披露しており、ファンの間では「ジャニーズ事務所の社歌」と呼ばれるほど定番の名曲だ。間奏ではコールアンドレスポンスもあり、客席のテンションも最初からマックスに。
その後もKis-My-Ft2の「FIRE!!!」、オリジナルのメンバー紹介ラップソング「だぁ~くねすどらごん」と盛り上がる曲が続き、「ファン参加型」をテーマに掲げるHiHi Jetsのコンサートらしい、勢いを感じる幕開けとなった。
続いて、7 MEN 侍はタッキー&翼の「SAMURAI」をバンドで演奏。間奏のオリジナルラップが、曲の疾走感をさらに増長させる。髪のセットが乱れるくらいに頭を振り、演奏に没頭するメンバーの姿は、アイドルというよりロックバンドのようだ。
とはいえ、声を出して盛り上げるところは盛り上げ、魅せるところはびしっと魅せる、メリハリの効いた構成こそがHiHi Jetsのコンサートの魅力。嵐の「Sugar」やKis-My-Ft2の「One Kiss」では、爽やかに息の合ったダンスで客席を魅了した。
そしてコンサートの前半、一番の見せ場といえばやはり、赤西仁の「Christmas Morning」から「Yellow Gold」の流れだろう。
まず「Christmas Morning」では、サングラスを付けローラースケートを履いたHiHi Jetsが、ロボットダンスに挑戦。ファンを幻想的な世界へといざなう。特に、井上瑞稀の一寸の乱れもないロボットダンスは圧巻。ジャニーズJr.歴約10年の貫禄を感じた。続く「Yellow Gold」では、和太鼓を使ったパフォーマンスを披露。EDMと和太鼓という和洋折衷の組み合わせが、独特の雰囲気を作り出していた。