HiHi Jets、グループの3つの魅力 ローラースケート、メンバーの関係性、マルチな才能から探る
先日、『2019 FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)にSixTONESが、『音楽の日 2019』(TBS系)にSnow ManやHiHi Jetsが出演することが発表された。“ジャニーズJr.”というポジションにもかかわらず、デビュー組と並ぶほどの活躍を見せている。SNS上でも大きく盛り上がり、Jr.担にとっては忙しい夏になりそうだ。快進撃を続けるジャニーズJr.たちを、これまでSixTONES、Snow Man、Travis Japanと振り返ってきた。第4弾となる今回はHiHi Jetsに注目してみたい。
HiHi Jetsは髙橋優斗、橋本涼、井上瑞稀、猪狩蒼弥、作間龍斗の5人からなるグループだ。まだ全員10代という若さだが、芸歴の長い井上、橋本を中心に多くの舞台やイベント、コンサートなどで活躍。安定感抜群の5人である。ローラースケートが得意なメンバーによって結成され、メンバーやユニット名の変更を重ねながらも2018年に今の形に固まり、それ以降はトントン拍子の活躍を見せている。この夏も、テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION『パパママ一番 裸の少年 夏祭り!』に出演予定だ。また、髙橋が『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(WOWOWプライム)、髙橋、猪狩、作間が『恋の病と野郎組』(BS日テレ)へのドラマ出演も決定し、期待が高まる。そんな彼らの特徴を3つのポイントから紐解いていきたい。
光GENJI、Kis-My-Ft2に続くローラースケートパフォーマンス
HiHi Jetsの代名詞となっているのは、言わずもがなローラースケート。ジャニーズの御家芸とも言えるローラースケートは、光GENJIからKis-My-Ft2、そしてHiHi Jetsに脈々と受け継がれている。ジャニーズJr.チャンネルにアップされているパフォーマンス動画を見てみると、全てローラースケートを着用していることが分かる。しかも単に滑っているだけではなく、ダンスやジャンプ、バク転までこなす。特に、流石のローラースキルを誇る猪狩は、ローラースケート場に居たところをジャニー喜多川社長直々にスカウトされたというローラースケート特待生。父親もローラースケートをやっているというサラブレッドで、そのスキルは頭一つ抜きん出ている。例えば、同じくジャニーズJr.グループである美 少年と共にパフォーマンスをする機会が多いHiHi Jetsだが、ローラースケートという武器を持って他グループとの明確な差別化を図っている。彼らの最大の特徴となるローラースケートスキルに注目してみてほしい。
芸歴×年齢から生まれる絶妙なメンバー関係
HiHi Jetsメンバーの年齢と芸歴の関係が面白い。年齢順だと上から髙橋、橋本、井上、猪狩、作間の順になる。しかし、ジャニーズ事務所に入所した順にすると橋本、井上、作間、猪狩、髙橋という順だ。しかも、橋本と井上は芸歴が10年というベテランで、一番最後に入所した髙橋はまだ4年ほど。年齢が一番上の髙橋が何かとMCなどを担当することが多いが、いかんせん一番後輩であり、いじられキャラでもあるため、年下の先輩たちからサポートされている場面が多々ある。しかし、6月23日にアップされたYouTube『【秘話激白】照れずに…本音を語ります!』の動画では、「HiHi Jetsのことをまとめてくれている」、「結局グループのことを考えてくれてるのは優斗かな」と実は頼られていることが分かった。この持ちつ持たれつの関係性がグループの団結力を高めているのかもしれない。