HiHi Jets、ファンを巻き込み会場を盛り上げる力 7 MEN 侍とのサマステのステージ振り返る

 HiHi Jetsから高橋優斗、猪狩蒼弥、作間龍斗、7 MEN 侍から中村嶺亜が出演している現在放送中のドラマ『恋の病と野郎組』(BS日テレ)をテーマにしたショートコントなども挟み、コンサートはいよいよ後半戦へ。後半の見どころは、HiHi Jetsと7 MEN 侍のメンバーが、ランダムにユニットを組み披露するシャッフルメドレーだ。

 まずは井上瑞稀と佐々木大光という、ダンスが得意な2人でHey! Say! JUMPの「真夜中のシャドーボーイ」を。続いて猪狩蒼弥、作間龍斗、本高克樹、菅田琳寧、今野大輝、矢花黎がスタイリッシュにV6の「GUILTY」を披露。最後は高橋優斗、橋本涼、中村嶺亜がSexy Zoneの「スキすぎて」をパフォーマンスした。

 ここでしか観られない組み合わせのパフォーマンスに、2グループのファンは歓喜。披露した楽曲も、ジャニーズファンにとっては定番の曲ばかりで、客席は存分に盛り上がった。

 コンサートの最後には、髙橋優斗からファンに向けての“宣誓”が。

「ジャニーさんが選んでくれたこの5人で、伝説になりたい」

 真剣な表情で語る高橋の姿を、ファンも真剣に見守り、その挨拶をきっかけに、本編最後の楽曲「Eyes of the future」のイントロがかかる。今回初披露となった、HiHi Jetsのオリジナルソングだ。

 爽やかさの中に少しの切なさが混ざったメロディと、未来に向かって進んでいくまっすぐな決意を感じる歌詞は、まさに“今”のHiHi Jetsにしか歌えないエモーショナルをはらんでいた。

 HiHi Jetsは、まだ全員が10代の若いグループ。しかし、コンサートの構成力とファンを巻き込んで会場を盛り上げる力は、デビュー組にもひけをとらないように感じた。これからも5人で力を合わせて、未来に向かって前進していく彼らの姿から、目が離せない。

■みずさき
ライター。アイドルを中心にエンタメ系記事の執筆を行う。
また、アラサー女性4人組サークル「劇団雌猫」として執筆、イベント業も行なっている。
最新刊『本業はオタクです。 シュミも楽しむあの人の仕事術』が発売中。
Twitter:@samizusaki

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