DEEP SQUAD、初インタビュー メンバー6人で目指す、新しい歌のエンタテインメントとは?
6人で、また日本武道館にも立ってみたい
ーーDEEP SQUADの具体的な活動は決まっているんでしょうか。
TAKA:具体的な展開は、これから随時決まり次第発表していくことになると思います。まずはDEEP SQUADというプロジェクトと、僕たちを皆さんに知っていただくことが大切なので、皆さんの前でパフォーマンスすることが当面の活動にはなると思います。
ーー音楽面でチャレンジしたいことはありますか。
KEISEI:世界的に見ても、DEEP SQUADのようなアーティストはあまりいないと思います。僕らのルーツにはブラックミュージックがありますけども、その枠だけにとらわれない、今までにない集団になると思います。僕らも本当にどうなるのか分からない。
TAKA:“グループ”じゃないんです、バッド・ボーイ・レコードみたいな、アーティスト集団のようなイメージ。
KEISEI:レーベルの感覚に近いかもしれないです。
TAKA:そうだね。その第一歩がこの3人ということで、ここからさらに大きく展開していきたいです。従来のDEEPは継承しつつ、DEEP SQUADという新たなカテゴリーを作っていくという。
ーーDEEPならではの歌唱力重視の音楽性は維持しつつ、R&B系のコーラスグループという枠にはとらわれず、様々なジャンルに挑戦していくイメージですね。そうなると、気になるのは新メンバーの音楽の好みです。
杉山:中学生から聴いているのは、クリス・ブラウン。「With You」みたいな歌だけの曲から、ラップだけの曲もあって、多彩な表現が魅力的なアーティストです。歌もラップもできるアーティストになりたいんですが、それはクリス・ブラウンの影響もあります。
比嘉:僕はいろいろなジャンルを聴きますが、好きなグループで言えばBIGBANGです。他にも日本のアイドルの曲とか、アニソンも好きで聴いたりしています。
宇原:僕はFull Of HarmonyのMhiroさんです。しっかり歌い上げる曲もあるし、グルーヴィーな曲もあるし、かっこいいと思います。
ーーそれぞれの個性を活かして活動していけそうです。
KEISEI:はい! DEEP SQUADでボーカルブームを起こしたいと思っています。一時期、「ハモネプリーグ」などの影響もあり、歌で盛り上がってた時代があったじゃないですか。ああいったムーブメントをもう一回作りたいんです。歌っていいな、カラオケ行きたい、DEEP SQUAD最高! みたいな。
TAKA:視野を広げて、プロデュースという立場でもLDHに貢献していきたいです。DEEP SQUADが次世代の才能を持った人たちが育っていく場所になったら最高です。フェスのようなイメージで、いろんなエンタテインメントが一挙に楽しめるアリーナツアーとか、そういうのもやってみたいです。
YUICHIRO:まずはこの6人で大きなステージ目指したいです。また日本武道館にも立ちたい。若いメンバーが入ったことで壮大な夢を描くことができているので、これから楽しみです。
ーー新メンバー3人は、今後実現したいことはありますか?
宇原:新しい試みに選んでもらったので、選んで良かったと思ってもらえるようになりたいです。DEEPファンの方以外にも、好きになっていただけたらと思います。
比嘉:いろんな方に影響を与えられる歌を歌いたいのはもちろんなんですけど、身近な人、例えばDEEPの3人にも影響を与えられるアーティストでありたいと思います。
杉山:プロジェクトの始まりですので、しっかりと影響を与えられる人になりたいです。自分を目指してくれる人が出てきてくれたら嬉しいです。
(取材・文=高橋梓/写真=石川真魚)