東方神起、NCT 127、Red Velvet……様々な豪華コラボも見せた『SMTOWN LIVE』東京公演

『SMTOWN LIVE』東京公演レポート

 8月3日から5日までの3日間、東京ドームにて『SMTOWN LIVE 2019 IN TOKYO』が開催され、BoA、東方神起、SUPER JUNIOR、TAEYEON・HYOYEON(少女時代)、TAEMIN(SHINee)、f(x)、EXO、Red Velvet、NCT 127、NCT DREAMら、SM ENTERTAINMENT所属アーティストが集結。ここでは8月4日の様子をレポートする。

 2008年から始まり、現在まで12カ国15都市で50公演を開催してきた『SM TOWN LIVE』。日本では2011年から8年連続で開催され、今年で9回目を迎える。今年のテーマは「FANTASISTA EXPRESS」で、NCT DREAMが乗り込む宇宙船がそれぞれのアーティストの惑星をめぐるコンセプトで進行。各アーティストの公演はもちろん、合間には“SM TOWN LIVEの真骨頂”ともいえる豪華なコラボステージが組み込まれ、3時間半という長丁場があっという間に過ぎていった。

勢いを感じる若手のステージ 久しぶりのf(x)登場に歓喜!

NCT DREAM

 汽笛とともにステージに到着した宇宙船から姿を現したのはNCT DREAM。「My First and Last」「Chewing Gum」のメドレーを軽やかに披露すると「皆さん、盛り上がってますか?」(ヘチャン)と声をかけ、それぞれキュートにご挨拶。続いて「We Go Up」と「We Young」を届け、オープニングからフレッシュな風を吹かせた。この日はライブ中盤でも再登場し、韓国で活動中の最新曲「BOOM」を日本初披露。艶っぽいアーバンポップで、序盤とはまた異なる表情が印象的だ。全員10代と所属アーティストの中では最年少のグループではあるが、昨年よりもグッと大人っぽく成長した姿を見せてくれた。

 続くRed Velvetはオールホワイトの衣装で登場し、日本オリジナル曲「SAPPY」を歌唱。ライブ後半にはネオンカラーの華やかな衣装に着替えて再登場し、最新曲「Zimzalabim」の前衛的なチューンで痺れさせた。“夏といえば”な楽曲「Red Flavor」では、ファンも「待ってました!」といわんばかりの大声援で呼応。みずみずしい果実のような、爽やかでエネルギッシュなパフォーマンスで会場を笑顔にした。

NCT 127

 ブラックの衣装に身を包み、重厚感あるオーラをまとったNCT 127は「Regular」でオーディエンスを挑発。かと思えば、曲紹介ではジェヒョンがちょっぴりコメントを噛んでしまうキュートな場面もあり、圧倒的なステージとMCのギャップでファンの心を溶かした。4月にリリースした日本1stアルバムのリードトラック「Wakey-Wakey」では、テヨンやジョンウの腹筋が大胆に露出されドーム内が熱狂のるつぼに。そのほか「Superhuman」など強力なナンバーを連発し、激しいダンスと他の追随を許さない“超越”したパフォーマンスを見せつけた。

f(x)

 昨年はアンバー、ルナのみの参加となったf(x)だが、今年はクリスタルも参戦。3人でのステージを楽しみにしていたファンも多く、「Electric Shock」のイントロが流れると、まさに電流が走るかのような、ビリビリと力強い歓声が会場を包み込んだ。MCではクリスタルが「本当にお久しぶりです!」と笑顔で手を振り、ルナも「メンバーとステージに立てて幸せ」とうれしそう。「Hot Summer」「4 Walls」などヒット曲をメドレーで届け、f(x)の唯一無二な世界観に改めて心揺さぶられる時間となった。

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