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MACOは第二章へーーファンにメッセージと決意を届けた『miss you summer』レポート

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 MACOが8月15日に恵比寿LIQUIDROOMで、ライブ『miss you summer』を行った。

 ライブはSEのSKY-HI&SALU「Goodbye To The System」をバックに、「My Smile」からスタート。〈思い切って髪型を変えてみたり〉と自身のヘアスタイルの変化とリンクする歌詞を歌ったかと思えば、「出逢い」「Love Lie」とレアなナンバーを連投。観客も1曲1曲に少しずつ驚きながら、ペンライトをきらびやかに揺らしてライブを盛り上げた。

 最初のMCでMACOは「いきなりの台風接近の中、こうやって集まってくれてどうもありがとう。残念ながら来れなかったファンの子もいたみたいで……」とこの日接近していた台風の影響に言及しつつ、「今日はみんなと最高の1日を作っていきたいと思います!」と改めて決意表明。「今日はライブであまりやらなかった曲や昔の曲を多めにしたセットリストになってます」と語り、「存在」「Your Love」を歌い上げた。ハンドクラップでフロアが一体になったところから、切ないバラードの「ふたり」へ。頭の1フレーズで会場の空気を一変させるのは、彼女の声が持つ力の表れだろう。続いて満点の星空のような照明のなかで「夢のなか」を歌い上げたところで、一旦MACOはステージを後にした。

 ここまでの歌唱で気づいたのは、前回同会場で行ったライブよりも、明らかに声の表情が豊かになっていること。前作『交換日記』のインタビュー時に、(参照:MACOが語る、全曲新曲アルバムで表現した“新たな自分”「恋愛観も良い意味で大人になった」)音楽のテイストが初期、つまり現行の洋楽サウンドを意識した『22』『23』のころに戻っているという話をしたのだが、今のMACOがその頃のモードに立ち返り、改めてこれらの曲を歌うことで、原曲よりもバラードは低音域が豊かに、ミドルテンポの曲もストレートな切なさを伝えるだけでなく、余白のような感情まで声に乗せて歌っているように聴こえた。

 須藤優(Ba)、渋谷憲(Dr)、滝本成吾(Key)、“ぐっさん”こと山口隆志(Gt)によるセッションを挟んで、髪をアップにしたMACOが登場。サンセットのようにオレンジ色の照明のもと、「LOVE」をワンハーフのアコースティックセットで披露した。そこから「朝もお昼も夢の中も」「二人は夢みるマーメイド」と、サーフ〜カントリー調の楽曲を続けたのち、「アタシノスキナヒト」でグルーヴを生みだす一幕も。

 バンド紹介を挟んで歌われた「7月7日の今夜」から、MACOいわく”エモエモゾーン”へ突入。「あなたの彼女」、「カタオモイ」とバラードを続けて熱唱し、“秘密”をテーマに作詞された、大人の魅力溢れる「under the rose」へと繋げた。デビュー5周年の感謝の気持ちをファンに伝え、またしても衣装チェンジしたMACOは、彼女がファンである“MACOfam”のために書いた「family」を歌う。曲作りの際にも意識したという、サビの〈Hey!〉〈woh〜!〉の合唱やハンドクラップとともに、ライブは後半へと向かっていった。

 2stepのビートに乗せ、オートチューンをかけた浮遊感のある声で歌い上げた「YU-RA YU-RA」から、SHIKATAの手がけた「僕だけのBaby」「恋の道」を歌ったあと、MACOは「今日はアンコールありません! 余裕を持って甘えたくないというか、そういうことなのでみなさん受け止めてください!」とアンコール無しを宣言。「自分の中で悟りの境地に入ってる曲です」と「愛してる」「君以外もう知らなくていい」と大人になってからのMACOを象徴する曲を続けて熱唱した。

      

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